Yukiko

カリートの道のYukikoのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
4.3
2018年12月8日
『カリートの道』  1993年製作
監督、ブライアン・デ・パルマ。
他の監督作品に
トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』
アル・パチーノ主演の『スカーフェイス』がある。

カリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)は、5年で
刑務所から出所することができた。
そして、弁護士のクラインフェルド(ショーン・ペン)の
紹介で、ディスコの経営をし、麻薬王から堅気の生活へと
変えて、自分の夢のためにお金を貯めようとする。
かっての恋人ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)とも
よりを戻し、共に南国へ行こうと考えていた。
が、弁護士のクラインフェルドから頼みごとをされ、
短期で出所でき、就職も世話された恩義から断り切れずに
人殺しの手伝いをしてしまう…


ラストの電車の中、駅構内でのカリートを追うマフィア
一味との攻防はハラハラドキドキで凄すぎ。
その前のクラブでのマフィア一味とカリートとのテーブル
を囲んでの和やかな?歓談。
下からのカメラアングルで、それも揺れているかのよう。
カリートのヒヤヒヤした心境が伝わってくるようだった。

マフィア一味から逃れ、これで南国へ!助かったと思っ
たら・・・!!
悲しいね。

戦争や麻薬や銃の撃ち合いの映画は好きではないけれども、
それでもアル・パチーノは流石なりきり演技で格好いいし
若い!!
ショーン・ペンも、腐敗弁護士役に成りきっていたし、
ペネロープ・アン・ミラーも美しく、スタイル抜群で
素晴らしかった。
俳優人がとても皆さんいい演技。
カメラの撮り方もなかなかのもの!!

エンディング曲は、
ジョー・コッカ―の「You Are So Beautiful」
(別タイトルは「美し過ぎて」…同じ曲だった)
しみじみした、きれいな曲でした♪
Yukiko

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