ローズまりぃ

キング・スネーク 殺人大蛇のローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

411本目。
パケ写があまりにもリアルで鳥肌が立ったので視聴。実際観てみたらCG感が強すぎる。人が襲われてるの特に酷すぎて笑っちゃう。ナガが小さく感じるし。蛇の立ち位置もよく分からなかった。



アマゾンのジャングルで石棺に収まったミイラが見つかる。そのミイラの遺伝子を調査した結果テロメアが変異しておりおよそ300歳以上も生きていたことがわかる。人類が不老不死となる秘密が解明されるかもしれない。そう考えた巨大企業は現地に専門家チームを派遣する。しかしヘリは落雷が原因で墜落してしまう。ジャングルには謎の部族とさらに危険な怪物蛇が潜んでいるーー。リッチマン博士らは棺を開け研究しがいがあるなと喜ぶ。それを狙う原住民達だったが謎の声によりやめる。

(鮫乃☆ヒロ(☆はヒトデの意)の感想が成る程となったので拝借させてもらった。当然自分が今後どうだったっけと理解するこのサイトでの利用のためだけにお借りしそれ以外の用途では一切使用しない)

ヘビはただのヘビじゃなくて複数の頭(多分7つ)を持つ大蛇”ナガ”。元ネタは神話に出てくる”ナーガ”かなと言われている。ジャングルでひっそりと暮らす”ヘビ族”の守り神をやっておりありがたいヤツである。7つの頭を持ち20メートル以上はありそうなガタイに毒液まで吐く。”モンスター”と言うよりは”怪獣”よりのスペック。
300歳のミイラ”アマゾンマン”の秘密を探る主人公達にとって”ナガ”は恐ろしい敵。しかしヘタレな主人公のマット(無駄に澄んだ目をした男)が気絶している間にヒロインが”ヘビ族”とちゃっかり信頼関係を築いてしまう。ここから風向きが怪しくなる…主人公とヒロインはナガさんサイドについてしまう。ラスト20分は”ヘビ族”とナガさんと一緒にシャチョさんとシャチョさんが連れてきた銃を持ったマッチョメンと戦う展開に。さらに敵方の退場のしかたも微妙。その例として挙げられるのは傭兵と思われるマッチョメンは10人くらいいたのだがヘビ族と主人公の攻撃で物凄く適当な感じに半分に減る。怪物にやられてナンボの人たちがそれ以外の原因でガンガン減ってしまうのはマズいと思う。敵じゃないけどヘビ族の長200シャイもテキトーな感じで退場する。
そんなシーンを挟んで社長とマッチョな仲間たちは不老長寿の秘密を求めてナガの住んでいる洞窟にノコノコ入って行く。そこで少ない人数をさらに二手に分けたもんだからそっこーで各個撃破される
 ↓
全滅(マッチョ虐殺祭り終了)。
ナガが強すぎた。分かり切った結果だが圧倒的な戦闘能力を持った怪物が敵じゃなくて味方にまわったもんだから絶望感も恐怖もあったもんじゃない。これに主人公達の”主人公補正”まで加わるのだからシャチョさんからしたらやってらんねーレベルだと思われる。ちょっと話はそれるが、このシャチョさん,ヘビ族との約束は破る、ヒロインを殺そうとするはで分かり易い下衆キャラとして描かれている。しかし危険な現場に自らやって来てマッチョ達と苦労をともにする点を見るとそんなに悪い人物だと思えなくなるから不思議だ。お偉いさんもちょっとは現場の状況を正しく把握するべき。
ローズまりぃ

ローズまりぃ