カトキチ

キングスマンのカトキチのレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
5.0
ロンドンでクズ同然の生活を送っていた青年の元に英国紳士があらわれ「君のお父さんは伝説的なスパイだったんだよ、君にもその素質が備わってるはずだ!さぁ君もスパイになるんだ!」と言われてスパイになるというお話。

どこかで聞いたことあるなと思っただろうが、これ同じ原作者による『ウォンテッド』とまったく一緒で、さらに主人公が二人だったり、物語の途中で“継承”されるなど『キック・アス』ともモロかぶりであり、それのイギリス版ともいえる。「いやいや、同じ話しか作れないのかよ!」とつっこむ人もいるだろうが、そういうのが観たいからそれでいいのである。

『マトリックス』以降のアクション演出の突破口はここでも健在であり、全編見せ場だらけの出血大サービス。マティーニのオーダーをボンドと真逆にするという気の効いた『007』オマージュ(もちろん他にも山ほどあるが)に、わざわざケンタッキー州の教会でレーナード・スキナードを流しながら皆殺しにするなど、何から何まで完璧に近い。

とどめの「世界を救ったら私のお尻でヤラせてあげる」でノックアウト。男はそんなことで何度でも立ち上がることができるのである(別な意味でもね)。