このレビューはネタバレを含みます
一時期Twitterでかなり推されてた本作ですが、実際に見たところ劣化版パシフィックリムのような作品でした。
ストーリー全体で突っ込み所が多く、全員がその場のノリで行動しています。痛快なアクションや斬新な演出でそれらを紛らわすとかなら全然アリだと思うのですが、『ゴジラ』という人間ドラマ中心の舞台でそういう雑な展開をされると流石に目に余りました。(未完成状態の復活装置が完成する前提で計画を立てる敵サイド、巨大生物の所在を巡る会議の参加者が少な過ぎる、何故か誰も緊急連絡が取れなかった南極基地、娘に奪われるガバガバ監視の復活装置、主人公の娘を探す為だけに特殊部隊結成など)また、全体的にテンポが悪くグダグダしている印象でした。
ここまで悪く書きましたが、日本版ゴジラをリスペクトするシーンが随所で見られたのは良かったと思いました。(ゴジラ再起シーン、最終決戦の共闘など)
