ジェームズワン監督のまさに集大成でフルコースといった感じの作品です。B級ホラーが大好きで彼の監督・脚本作品も数多く見てきたよーという人ほどハマるのではないでしょうか。
序盤はいつものホラー感を醸し出しながら主人公マディソンの狂悪な幻覚の謎に迫るというありがちなものですが、その中でも初見では気にも止めない所に緻密な布石が張り巡らされており、そして中盤からは展開が全く読めず、その調子のまま怒涛の布石回収と驚愕の事実次々と発覚！？とそれらが最後まで巧みに機能していて上質なエンタメとして仕上がっているなーと思いました。
また本作はR18指定されていますがグロテスクなシーンは(SAWシリーズと比較して)割と控えめで、性的描写も一切ありません。それではなぜ？と言う理由は…是非とも本作を観てからのお楽しみですね。
