前作からの日本ゴジラへのリスペクトとハリウッド大作らしいスケールのデカさがパワーアップしてるなら、観なくても名作決定ですよ！
しかも、キングギドラにラドンにモスラが出るんですから！もう5点！いや、10点！
なーんて思ってた時もありました。
怪獣のバトルシーンはホント面白かった！どがーん！ギャオー！バコーン！ビビビビビ！(ラノベ風)の応酬だけでもう大満足でした。
ゴジラが雄叫びを響かせるだけで観に来たかいがありましたし、巨大なギドラの圧倒的な禍々しさや、モスラの美しき羽ばたきにも感動します。そして、ラドンの日和見っぷり…。
東宝三大怪獣と言われてたプライドはどこ行ったんや…。
それにしてもやりたい放題の怪獣さん達に比べてあの人間ドラマパートはどうなってるの？
わざわざ出てくる人達を感情移入させづらい設定にして、GODZILLAさん！もー、こんなめんどくさい人達は殺っちゃって！と思わせたかったのかという程に、どうでもいい主張やグダグダなやり取りが多かった気がしてなりません。
シンゴジラでは国家の政治的に必要な細々としたやり取りや、国防態勢の脆弱性を逆手に取った人間ドラマに焦点を当てて成立させていましたが、もちろん、ハリウッドゴジラにそんな事は求めてませんし、怪獣同様、人間達にもちっさい事気にせずにドーンとやってみよう！的なダイナミックさが欲しかったです。
そんなマイナス面を差し引いてもあのゴジラモスラのテーマをアレンジした曲には否応なしに心が震えますし、ケンワタナベの絶対ゴジラのアクセントは日本風なのも嬉しい限り(石原さとみは酷い事したよね)
双子も出てきたしね。(私は恥ずかしながら気付かずに、はえー、なんか話がおかしくね？と思ってました。そういう事だったのか。)
一応、次はゴジラとキングコングもありそうなんですが、どう考えてもコングさんに勝ち目がね……。
