邦題がよくつけられていて、まさにこのとおり。近すぎて逆にとてつもなく遠い男女2人の半生をたどるラブロマンス。
映画の冒頭シーンに微妙に戻る、ソード・フィッシュ系の手法は個人的に大好きなので、そのシーンはいつくるのかワクワクしながら見てしまう…はずが、テンポよく進みまくる2人の人生と、これでもかというすれ違いの応酬に、もうすぐ冒頭に戻るという手前までそれを忘れるぐらいストーリーに集中してしまいました。
女の子主人公のロージーの家族とパンクな親友がすごく善き人達で、特にロージーのパパの言葉には泣かされてしまいました。
一方、パンクな親友の「あんたはいい親友。だって自分のほうが幸せだって思えるもの。」には大いに笑わせていただきました。
こういう脚本と演出って、本当にイギリスは巧い。
最近トキメキが足りていないと自覚している大人の皆様も楽しめると思います。
ロージー役はフィル・コリンズのお嬢さんだったのね。とてもキュートでした。エマ・ワトソンとアン・ハサウェイを足した感じ。