このレビューはネタバレを含みます
主人公がホーキンズ宇宙を語るの著者だったのに驚き。
加えてALSだったの知らなかった。
ALSに罹った時の絶望感は当人しか分からないだろうし、
周囲の人達ってどう接していけばいいのか難しい。
今まで通りってのもできないだろうし・・・。
知り合いじゃなくても、堂々と対等に接したい。
奥さんのジェーンもよく何十年もホーキンズの世話をしてきたと思う。
勿論愛情があった時もあっただろうけど、
愛じゃなくても情で支えてきたのは並大抵なもんじゃないと感じた。
自分を殺してきた部分が見え隠れしてて心苦しかった。
ホーキンズがジェーンと別れるシーンのすまないって謝るところしんどい。
数十年間もジェーンに負担を掛けさせてたこと、
愛情じゃなくて、義務を背負わせてた事に謝ってる気がした。
エディ・レッドメインの演技力半端ない。
体の不自由さの表現が現実そのものみたいだった。
だからこそ悲しくなる。