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博士と彼女のセオリーのAMのネタバレレビュー・内容・結末

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

運動ニューロン疾患ってALSのことか、、筋肉動かせなくてもなんとかなるのかと思ってたけど、動かせないと人間って数年で死ぬのね、、脳は衰えないから思考は今までのままだけど、喋れないし動けないから誰にも伝えられないって難病の中でも相当レベルに辛いかもしれない。演技力すごすぎ、どうなってるんだろう

サピオセクシャルなので、頭いい彼って本当にたまらん。ジェーンの気持ちが分かりすぎて、クロッケーするシーンで泣けてきた…彼女も頭が良いから会話が上質だよね〜もっと勉強したい

ブラックホールって本当に本当に謎だから、ロンドンでのRoger Penrose教授の特異点理論の講義何回も聞き直しちゃった。「太陽より大きい質量の恒星は、崩壊することで一生を終える。恒星自身の重力が、収縮に反する力より大きくなると内部に向かって崩壊する。恒星が巨大な場合、崩壊によりブラックホールを形成する。収縮を続け高密度になると、原子も素粒子も押し潰され、時空の特異点(spacetime singularity)=時空と時間の進行が止まる点、に到達する」

「ある種の粒子はブラックホールから抜け出す。粒子を失うことで熱エネルギーを放出し、長い時間をかけてブラックホールは質量を失っていき、大爆発を起こし自身も消滅する」

他にもDr.になれたシーンとか、要所要所で泣きそうになる。音楽がめちゃくちゃいいんだな

こんなに色々偉大な発見をした人が、最後に子どもたちを「見ろよ、我々が創りあげたものを(素晴らしい)」と言うの、いいな。勿論愛があるからだろうけど、ジェーン一人で三人の子育てと介護本当に頑張ったよ…博士号取れてよかった
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