あんがすざろっく

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

5.0
まず観終わって、開口一番叫びたい。
最高‼︎全てが最高だ。
自分にとって、映画の中のヒーローは年代ごとに現れた。
80年代にはゴーストバスターズがいたし、90年代には
メン・イン・ブラックが登場した。
00年代に入って、勿論アベンジャーズもいる訳だが、
僕の中でのヒーロー像にはしっくりこない。カッコイイにはカッコイイけど、カッコ良すぎなのだ。
僕の中のヒーロー像に共通するもの、それは「ノリ」と
「ユーモア」と「抜けてるカッコ良さ」だ。
前作「ガーディアンズ〜」も予習して臨んだ。
パート1もとんでもない面白さで、ポンコツリーダーとヘンテコチームと、イカした70年代ミュージックに完全に心を奪われた。
続編も前作同様、ノリノリのBGMをバックに、銀河の荒くれ軍団が暴れまくる。
今回は、チームの団結力も強まり、お互い軽口を叩きながらも、それぞれがチームに居心地の良さを感じているのが画面からも伝わってくる。
しかも、家族愛(その形は様々だが)にも踏み込んでおり、前作以上にウェットな仕上がりになっている。
まさかクライマックスで、あんなに泣かされるとは思いもしなかった。
クレしんの「逆襲のロボとーちゃん」に泣かされた人は、号泣必至である。というより、キャット・スティーブンスの「ファーザー・アンド・サン」が流れた時点で僕は嗚咽してしまった。
あんなにカッコイイマイケル・ルーカーは、初めて観ました。今年の男優賞は、彼じゃないだろうか。
前作も好きだったけど、僕は今回のリミックスの方が
ハマりました。
ルックスは決して良くないのに、段々ガモーラが魅力的に見えてきたり、ガーディアンズがとにかくカッコイイ。
ヨンドゥとロケットのコンビが歩いてくるシーンだけで
シビれます。
新キャラ、マンティスを演じたポム・クレメンティエフが
可愛い。
世の中に、本当に存在するなら、ゴーストバスターズとMIB同様、ガーディアンズにも入ってみたい。
本気でそう思える程、ヒーローっぷりがたまりません。早くも今年のベストムービー一番乗りです。

MCU 15作目
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