オデッセイのスティーブのレビュー・感想・評価

地上波で再視聴。ミッション中の事故で、火星に一人取り残されてしまった宇宙飛行士が、豊富な科学知識とジョークにまみれた不屈の精神であらゆる困難を乗り越え、地球帰還を目指すSFムービー。改めて見てもやはり傑作だった。そもそも原作が傑作だからという向きもあろうけれど、原作のおもしろさを映画にして損なわないのは実は結構困難なことなので、さすがは名匠リドリー・スコットという感じ。むしろラストシーンに関しては、原作すらも凌駕しているように思う。