⚪概要とあらすじ
『リーサル・ウェポン』の製作・脚本コンビ、ジョエル・シルヴァーとシェーン・ブラックがタッグを組んだバディムービー。
1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やりコンビを組まされ、行方不明になった少女捜しを手伝うハメに。さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり捜査を進めていくが、簡単に終わるはずだったその仕事は、とある映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“史上最高の凸凹コンビとキュートなヒロインが、巨悪を暴く!? 痛快なポップ・アクション・エンターテインメント!!”
「ハレルヤ」
⚪感想
コメディクライムスリラーサスペンスアクション作品。
漫才かのようなやり取りを繰り広げるマーチとヒーリーの凸凹コンビと、それを支えるめちゃかわのマーチの娘ホリーが良い相性。
ポンコツでアホだけどたまに閃くマーチと腕っ節の強さに定評があるヒーリー、誰よりも察しがよく頑張るホリー。
コメディーが強いながらもサスペンス要素あり+しっかりアクションでかなり楽しめた。
ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガーと豪華。
ホリーが一番しっかりしていて、めちゃくちゃ可愛い。13歳なのに車の運転が完璧な女の子。
ジョン・ボーイがイケメンだった。
ライアン・ゴズリングがこんなに喋るの珍しいなと思うくらい喋る。
個人的にダンマリでシリアス系のライアン・ゴズリングが出演している作品は苦手なものが多いのでこういう作品だと観やすい。
コメディー要素が個人的にハマったのとテンポの良さで楽しめた。すべらないコメディー良き。
いやな下品さがなく明るめの笑いで間も絶妙。
お金を貰って情報をくれた自転車に乗っていた男の子にはめちゃくちゃ笑った。
冒頭のインパクト。
少年偉い。
PG-12だけどそこまでグロ過ぎずエロ過ぎずだと思う。
続編もいけそうな作品。
⚪以下ネタバレ
ジュディアスとマーチ、ヒーリーのシーンでジュディアスが1万ドルの小切手を渡そうとしたけどマーチの一言で5000ドルになるのが印象的だった。交渉術って大事。
現金(新聞の偽物紙幣)輸送中にマーチが居眠り運転をしていて、車が自動運転になったりミツバチが同車してるシーンがシュールで面白かった。
ホテルのエレベーターシーンが結構好き。
アメリアが重要参考人かと思いきや運が悪すぎて銃撃戦の後車でたまたま通ったジョン・ボーイに殺されたの辛すぎ。
ホーリーが機転を効かせてルームサービスを持ってきた振りをしたり、熱々(実はめちゃくちゃ冷めてる)のコーヒーをぶっかけたりという細かい演出にニコニコ。
「とか」の会話のくだりも面白かった。「売春婦とか」「アナルとか」
あの高さからプールに落ちても死にそう。しかしマーチはそこから完全に不死身。
以下ストーリー。
探偵のマーチは交通事故で死んだはずのミスティを探す依頼を。その中でアメリアという女性が情報を握っているのではないかとたどりつくが、その最中に示談屋のヒーリーに腕を折られる。その後ヒーリーが自宅へ帰ると殺し屋のオールドガイとブルーフェイスがおり、殺されそうになる。ヒーリーはマーチと協力することに。色々あり、ブルーフェイスはヒーリーによって殺され、司法省の職員をしているアメリアの母ジュディアスからアメリアを見つけ保護することを頼まれる。しかし、ジュディアスは悪者でありマーチたちを騙していた。なんとかアメリアたちによる告発のフィルムのコピーフィルムを回収。ジュディアスは逮捕されるも現状は変わらず。だが彼らは「ナイスガイズ探偵社」を結成。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。