鍋レモン

愛と青春の旅だちの鍋レモンのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
海軍士官学校の訓練生となった青年が人間として成長していく姿をリチャード・ギア主演で描き、大ヒットを記録した青春映画。ルイス・ゴセット・Jr.がフォーリー軍曹役を好演し、第55回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。

ワシントン州シアトル。13歳の時に母が自殺し、元海軍兵の自堕落な父のもとで不遇な少年時代を過ごしたザック。子どもの頃からの夢だったパイロットになるため海軍士官養成学校に入った彼は、訓練教官フォーリー軍曹の厳しい指導の下、仲間たちとともに過酷な訓練の日々を送る。そんなある日、市民との懇親パーティに参加したザックは、町工場で働く女性ポーラと出会い親しくなる。

⚪キャッチコピーとセリフ
“青春の輝きと痛みを知る これはあなたの物語”

「お前も赤い血なんだな」

⚪感想
青春作品。

『トップガン』っぽいけどラブストーリー強め。

淡々としているし、そこそこ先が読める。
主人公の結末とか。

ラブストーリー強めなので訓練や軍曹の厳しさみたいなのは他の関連作品ほど感じられなかった。というより軍曹の人の良さというか優しさが元から感じられるからかな。

訓練と恋愛と友情。

リチャード・ギアが若い。
ハンサムで肉体美も凄い。
アクションがやや癖のあるカンフーちっくで謎だったけどかっこよかった。

度々映画で登場する訓練の時に軍曹から発せられる割と暴言みたいな歌でもないし掛け声が好き。

キスシーン多くて面白い。



⚪以下ネタバレ



シドとリネット。
リネットが妊娠をによわせて結婚と言っていたから嫌な予感がしたけど案の定連鎖してシドの自殺に。
シドはシンプルにリネットが好きだったけどリネットは単にパイロットと結婚したかっただけという。
ラストでザックとポーラが幸せそうにしているところに「幸せになるのよ〜!!」みたいなのが厚かましすぎて無理。

⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
ザック・メイヨは、13歳のときに母親が自殺し、かつて母親を捨てたも同然に扱った水兵の父バイロン・メイヨに引き取られた。フィリピンのスービック・ベイの軍港で初めて会った父親は、現地の売春婦に溺れる生活破綻者で、ザックもフィリピン人から暴力を受けて育った。帰国してからも父親は娼婦に溺れ続ける生活を変えなかった。

大学を卒業後、ザックは父親を見捨てるようにシアトルのレーニエ航空士官候補生学校に入学するために家を出る。父親は、自分の「上官」の地位を目指す息子を嘲笑った。士官候補生学校では教官のフォーリー海兵隊軍曹が、生徒たちを心身両面で鍛えあげ徹底的に教育する。あまりに厳しい訓練にD.O.R(退学希望)を出し去っていく者もあれば、体力的ハンデの前にもがき続ける女子学生もいる。

そんなある日、ザックは市民との懇親パーティで製紙工場で働く女性のポーラと知り合う。次第に親しくなる2人だが、そこにはザックの母親が水兵の父親との結婚を夢見ながら、交際した末に捨てられた過去と同じような境遇の女性の姿が垣間見えてくる。

士官候補生学校の厳しい訓練でパイロットを目指しながらポーラとの愛を育むザックだが、フォーリー軍曹に精神も肉体もギリギリまで絞り込まれ「何故ここにいるのか」と問われる。ザックは「ここしかいる場所がないからだ」と叫ぶ。自分が人生を取り戻すために困難に立ち向かうしかない。しかし彼の前にはまだ試練が横たわっていた。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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