鍋レモン

ゴーストバスターズ/アフターライフの鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.7
⚪概要とあらすじ
幽霊退治に挑む冴えない科学者たちの奮闘をユーモラスに描き、1980年代に世界的ブームを巻き起こした「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の続編。前2作の監督アイバン・ライトマンの息子で、「JUNO ジュノ」などで知られるジェイソン・ライトマンがメガホンをとり、ゴーストバスターズのメンバーの孫娘の活躍を描く。

少女フィービーは母や兄とともに、祖父が遺した田舎の古い屋敷に引っ越して来る。この街では30年間にわたり、原因不明の地震が頻発していた。ある日フィービーは地下研究室でハイテク装備の数々を発見し、祖父がかつてニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員だったことを知る。そんな中、フィービーは床下にあった装置「ゴーストトラップ」を誤って開封してしまう。すると不気味な緑色の光が解き放たれ、さらなる異変が街を襲いはじめる。

⚪キャッチコピーとセリフ
“ゴーストたちの復讐劇が始まるー”

「誰にかける?」

⚪感想
ゴーストバスターズ1、2の続編。

ヒット作の続編だし、前半全然ゴースト出てこないからどうなのかなと思ったけどシンプルに感動した。
以前の作品たちとは違いコメディー色がやや少なめだが、物語を引き継いで新たに紡ぐ構成が良かった。
前2作の監督さんの息子さんが今作を監督しているからこそ、変わらない部分と新しい部分、大切にしている部分が理解できて楽しめた気がする。

ゴーストバスターズ3の計画はあったようだけどかなり色々あったようで。
イゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミスが2014年に亡くなった事も影響していると思うけど、それゆえの今作展開が面白かった。

ゴーストたちの凶暴さが増していた。
ちびマシュマロマンが可愛すぎて飼いたい。ほぼグレムリン。
スライマー大好きなのに今作はちょっと似てる知らない6本足の青いゴーストだった。

フィービーを演じるマッケンナ・グレイス。
登場時の吹き替えに一瞬の違和感を感じたけどすぐ慣れた。上白石萌歌さんの吹き替えらしい。
マッケンナ・グレイスって『gifted/ギフテッド』の主人公の女の子だったのか。黒髪メガネだと全然分からんない。可愛いのは確か。
フィービーの兄トレヴァーはフィン・ウルフハード。『IT イット』の時に比べての成長ぶりがマジでやばい。
梶裕貴さんが吹き替えだった。

ポール・ラッド演じる地震学の先生はパッケージやチラシの真ん中にいたから活躍すると思いきや。次回作は彼と彼女たちのお母様含めて活躍を期待してしまう。



⚪以下ネタバレ



役者本人が亡くなっているものの映像技術でスペングラー博士を登場させたのが良かった。物語の中でも亡くなってしまうのだけどゴーストとして言葉は発さずに優しい眼差しで存在していたのが感動した。
映像技術で亡くなった人に好き勝手喋らせて演技させるのはあまり好きではないけど今作の演出は愛を感じる。

前2作の主要登場人物登場も熱い。

ちびマシュマロマンの可愛さ。
可愛い顔して食いつくの可愛い。
割と残酷でミキサーに巻き込まれたり、頭を蹴られて外れたり、コンロで焼かれてアイルビーバックしたり、ガスバーナーであぶられたりと様々。

⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
アパートの追立をくらって住む場所を失ったシングルマザーのキャリー、息子のトレヴァー、娘のフィービーの3人家族は故・イゴン・スペングラー博士から相続したオクラホマ州サマーヴィルの荒れ果てた農家に引っ越して来た。この田舎町では、活断層もないのに、原因不明の地震が毎日、30年間も続いているという。

フィービーは祖父イゴンの遺品を整理するうち、床下に隠された不思議な装置を見つけ、それを見た学校の教師グルーバーソンは、ゴーストバスターズの装備「ゴーストトラップ」の巧妙なレプリカだと言う。一方、トレヴァーは納屋に隠された1台の車、キャディラック ECTO-1(英語版)(エクトワン)を発見する。

そのころ町では、かつてこの世の終わりを祈る秘密結社「ゴーザ教」を率いたオカルティストで建築家でもあり医者で魔術師の故・イヴォ・シャンドアが所有していた古いサマーヴィルの鉱山を中心として、「1984年マンハッタン次元亀裂事件」に関係した超常現象が頻発し始め、ニューヨークでかつてゴーストバスターズに倒された破壊の神ゴーザの眷属で「ゴーザの寺院」の番犬・テラードッグである雌の「門の神ズール」と雄の「鍵の神ビンツ」の2頭の巨大な犬のゴーストが復活を遂げ、世界的な危機が迫っていた。フィービー、トレヴァーと友人たちは、ゴーストバスターズの装備のプロトンパックを使って、世界を救うために立ち上がる[5][6]。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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