乳白色の肌といえば誰しもが思い浮かべる画家、藤田嗣治。
彼のパリでの活躍から帰国、(アナザースカイ:フランスへの)再帰国の時代を描いた伝記映画。
画家への敬意なのか、画家の話だからなのか、
内容よりも、景観描写や絵画を用いる表現、HPに使われそうな建物のカットなど、総じて写実的な美術映画という印象。
個人的には絵画的な映画、芸術性に重きを置いた映画も好きである上、
そもそも藤田嗣治の作品に以前から興味があったため、なるほどなぁと思う箇所もあれば、脚色か否かは彼自身にしか分からないだろうと思うことも。
藤田嗣治の作品は色々と観てきたものの、人間藤田嗣治を少しでも知れたのかなと思うと、なかなか面白く拝見できました。
まぁ基礎知識は、なんでも鑑定団や美の巨人などTV番組によるもので、詳しく知っているわけではないんだけどね。
