ドラムに取り憑かれた主人公と鬼教官の物語
音楽用語が飛び交いどういうことかわからない部分も多々あるが、それを上回る鬼気迫る演技でジャズバンドのメンバーを追い込んで行くフレッチャー
とにかく怖い、実際にいたら嫌だなと思わせる演技
そしてその指導者の高い要求に応えるため、全てを捨ててドラムに没頭し徐々におかしくなっていく主人公
手が血塗れになろうが、死にかけようが直後に血塗のまま演奏するレベルに狂っていく
一筋縄では終わらない物語の展開がかなり良かった
ラストの演奏シーンは圧巻
主人公役のマイルズテラーがジャズドラムを本当に手から血が出るまで練習し続け、実際に演奏しているというのに驚いた
