てるる

ランダム 存在の確率のてるるのレビュー・感想・評価

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)
3.7
だいぶ前にCS放送で観たやつ。
久しぶりに観直しました。

ホームパーティをする8人の男女。
彗星が近づくことで不思議な現象が起きる中、停電。
唯一明かりが点いている家を見に行ったら、そこにはもう1組の自分たちがいた。

設定としはかなり面白い。
面白いんだけど、無理やりサスペンスにしようとして上手くいかなかった感じ。

途中で昔アル中だったっぽい男が、別の自分たちを殺そう!とか言い出すのはちょっと無理矢理感。

そこから別のグループのところに秘密のメモを置いてきたってのも、展開をこじらせさせるためのものって分かっちゃうし。

箱の中に入ってた写真や謎の数字の伏線回収なんかは面白かっただけに、展開次第ではもっとサスペンスフルになっただろうに。

そしてラストも惜しい。
エムの行動がさすがに行き当たりばったりすぎるし、あの最後の電話の主はそもそもどこ行ったの?

設定の面白さに脚本がついていけてない感。
ノーランあたりが作れば面白くなりそうだけど、訳も分からなくなりそうです。
てるる

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