復習せずに見たので、設定を思い出すのにちょっと一苦労しました。ナヴィの見分けが、初め付きづらく兄弟も背の高さで判別するしかなかったです。
とは言え、ストーリーはオーソドックスで、良い意味で頭を空っぽにして、見てられます。そして映像はメッチャ綺麗で海のシーンは、そりゃこんだけ時間かけたくなるよねぇと頷けます。
ただ、登場人物の行動原理が分からなすぎしました。何故、逃げれば済むと思ったのか、他の部族もスカイピーポーのやってることを知っているなら、集結して対抗しよう!とならないのか?
奥さんのあの行動もなぁ…そりゃやっちゃうのか…彼の孤独、葛藤なども殆んど描かれずモンキーボーイ扱いで、次回への伏線なんでしょうかね…
人質を全く有効活用できないこととか、違和感しかなかったです。だったら別の要素で話を回していったほうがスッキリ見れましたね。正直、またか…みたいな気持ちになりました。
ただ、やはり3時間は長いですねぇ…見たあと疲労感ありましたね。面白かったですけど、私はもう一度見たいとは思わなかったですね。
以下は映画というか、個人的に勝手に思ったことです。
過剰な自然讃美が目に余るというか、原始生活に近くくなればなるほど、生まれつきの差が大きくなり、能力や価値の物差しが少なくなる気がしますけどね。
後、変に捕鯨問題に絡めて欲しくないですね。日本の捕鯨においては、肉を食用としてただけでなく、鬚や油まで工芸品などと利用してましたから。
頭脳・感情器官が発達したら殺しちゃ駄目で、未発達なら殺して良いですか?コストがかかるから、殺しちゃ駄目なんですか?私は、あまりこういう考え共感できないので…
ただこれは映画としては関係ない話なので点数には含めていません。