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ボス・ベイビーのtoshiのレビュー・感想・評価

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)
3.9
トゥームレイダーと悩んだ末こちらを選択し鑑賞致しました。見た目は赤ちゃんで頭の中は大人って、何かコナンくんみたいな設定のボス・ベイビーと7歳の男の子ティムが、最初から最後までそんなには激しくはないドタバタ劇を繰り広げる今作。大人から子供まで力まずに楽しませてくれる内容に仕上がっておりました。

最寄りの映画館では、先日鑑賞したリメンバーミー含め滅多に字幕版を上映しません。そして今作も吹替え版のみ。取り立てて字幕版に拘りがあるわけではありませんので強い不満はありませんが、作品によっては字幕版で観てみたいものもありますので、もう少し字幕版に対する扱いを考えて欲しいです。とは言え、例えば今作の様な作品だと字幕版ではお子さんなんて鑑賞しないでしょうし・・・。映画館サイトからすると字幕版上映は容易に踏み切れないのかもしれませんね。

さて今作の吹替え版は、安定の山寺さんはじめ、ボス・ベイビーはムロツヨシさん。そして7歳の男の子ティムを演じたのが、今クールの月9ドラマ海月姫で中々の好演だった芳根京子さんでした。ムロさんも芳根さんも安定の演技で、クスッとさせられるシーンでは場内鑑賞している人達も声を出して笑っておられました。そしてもう1名、今作については流石としか言えない声優さんが・・・。

本日月曜なのでauマンデイですし、子供たちは春休みに入りましたので
場内はそれなりの人だろうと思いましたが、まさか今作でそれほど席は埋まらないのでは?と映画館に向かうと沢山の子供たちが・・・。そして20名程の団体客も・・・。「嘘だろ?」と思い上映作品で今作と類似時間の作品が無いか確認すると、なるほど!そこには怪物作品が!ドラえもんでございますw そしてそのドラえもんは残り席わずかの三角マークが。流石ドラえもんw 
安心して開始時間丁度に今作のスクリーン場内に入場。でも何か様子がおかしいです。ざわ...ざわ... 。とても多い人の気配がする?と、入場後見上げてみるとほぼ満席!「えっ?なんで?」と戸惑いながら今作鑑賞開始です。でも観続けて行くと、上記の通り大人から子供まで安心して観れるドタバタ劇で、そして最後は少しホロッとする内容に仕上がっており、なるほどと納得できました。が、それにしても多すぎやしないか?とまだ疑問が残ります。そしてある事に気付きます。トナラーや前に座って居る人、他にも子供だけとか親子とは違う何か共通する姿が沢山目に入ってきます。それはお若い女性の方々でした。中高生ぽい子達や高校生、大学生、そして私の前に座って居る一人で鑑賞の女性はOLぽい・・・。何で?みんな中身がオヤジな赤ちゃんがそんなに好きなのですか?と疑問に思ったのですが、エンドロールで疑問は解消しました。上記しておりますもう1名の流石と思った声優さん、宮野真守さんがご出演されておりました。それにしても声優さんて人気があるんですね。最も宮野さんはビジュアルも申し分ありませんので、それであんな美声を聞かされたらイチコロだと思います。そして今作で宮野さんは素晴らしいお仕事をされておりました。エンドロールを観てちょっと感動してしまいました。

エルヴィスかぶれが沢山のあのシーン。宮野さん、最高でございました。
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