龍馬

夜空の大空港の龍馬のレビュー・感想・評価

夜空の大空港(1966年製作の映画)
3.7
TSUTAYAの発掘良品。
面白かったのでアマゾンでポチって購入。

1966年にTV映画として製作された元祖航空パニック映画。
昨今のパニック映画のハラハラ感を楽しむというよりは、脚本の面白さに妙があります。

脚本を手がけたのは「ミステリーゾーン」の仕掛け人ロッド・サーリング。

夜のロサンゼルス発ニューヨーク行きの旅客機に爆弾が仕掛けられ、高度4000フィート以下になれば、爆発するという。

燃料は減り、残された時間もわずか。
機内のどこを探しても爆弾らしきものは出てこない。

犯人の要求は10万ドル。

しかし、輸送中の現金は車の事故と共に大破で焼けてしまう。
さらに、犯人は心臓発作で命を絶つ。

果たして、爆弾はどこに隠されているのか?
乗客を乗せた飛行機は着陸することが出来るのか?

この2つが大きな見せ所でもあり着眼点でもあります。

本作はキアヌ・リーブスの「スピード」や高倉健の「新幹線大爆破」に大きく影響を与えているのは、見た方ならすぐにわかるはずです。

その後、日本では「大空港」「エアポートシリーズ」が劇場でも公開され大ヒットに繋がっていくことになるわけです。
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