夜空の大空港の作品情報・感想・評価

「夜空の大空港」に投稿された感想・評価

ロッド・サーリングの名前に釣られて鑑賞。タイトルバックの出し方や場面展開の際の劇伴の分かりやすい煽りがテレビ映画臭いなと思ってたら、実際そうだった(しかも、劇伴ラロ・シフリンだから、『スパイ大作戦』を見てるみたいだった。さりげなくバーニーも出てくるし)。

プロットは『新幹線大爆破』や『スピード』の先駆けであり、人物配置は『大空港(エアポート)』シリーズや『ダイ・ハード2』のベース。経年劣化でユルくは感じるものの、逃げ道を次々と塞いでいく障害の設定は、サスペンスの教科書通り。

乗客が意外と騒がず行儀が良すぎるのがご愛嬌だし、解決策も小学生のナゾナゾか旅行クイズ番組みたいだったが、なるほど、その手があったかと納得はできるオチ。でも、多少、知恵の回る客や捜査員なら、一人や二人は気づいてもおかしくないレベル。黒柳徹子なら正解してる。

頼まれもしないのに犯人がベラベラと身の上話を話し始める段取りは、やっぱりテレビ映画だけど。
映画ファンには『新幹線大爆破』(1975)『スピード』(1994)などでお馴染みのパターン。
乗り物に爆弾を仕掛ける犯人との対決を描く話で新幹線...に先駆けること9年前の作品。

ロスからNYへ飛行する旅客機に高度が一定以下になると爆発するという爆弾が仕掛けられた。
FBIと犯人(エドモンド・オブライエン)の決死の対決を描く。

昨今のそうした作品に比べるとかなり分かり易い構成。必要以上にコンガラガッテいないw
ただFBIとの交渉中にビン底眼鏡を架けた犯人がバーボンのストレートをガンガンやって行ってしまい、徐々に酩酊して来てしまうというのがスリリングな展開w...

音楽がラロ・シフリンなのにも注目。『ダーティー・ハリー』の6年前の作品ですが、既にこうしたサスペンス作品で手腕を発揮しています。

TVシリーズ「スパイ大作戦」のスパイ一味の中でただ一人の黒人のバーニー役で懐かしいグレッグ・モリスがFBI捜査官役で出ていました。
登場した途端に「あっ、あの人」となってしまうのは本人にとっては良いんだか悪いんだか。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
ウィリアム・グレアム監督作。

『猿の惑星』(68)で脚色を担当したロッド・サーリングのオリジナル脚本をウィリアム・グレアム監督が映画化したTV映画で、本作はいわゆる“航空パニック物”の先駆け的な作品となっています。

ロサンゼルス発ニューヨーク行の旅客機に、高度4,000フィートを下回ると起動する爆弾が仕掛けられてしまうという航空パニックサスペンスで、乗員乗客100名の命を預かった冷静沈着なベテラン機長&キャビンアテンダントの気丈な奮闘と、地上から機長と無線連絡するグランドスタッフ&事件を担当するFBI捜査官の協力捜査、そして狂信的な中年爆弾魔の身勝手な行状という大きく3つの視点によって、爆弾が仕掛けられた旅客機に搭乗した乗客達の運命を活写していきます。

高度が下がると自動で爆発するため上空を旋回し続けなければならないものの、旅客機の燃料には当然限りがある―という“タイムリミット”が設けられた航空パニックで、爆発または墜落までの残された時間の中で、全員が無事に生還を果たすための方法を諦めずに模索し続ける人々の奮闘をスリリングに描いています。

元々TV映画として制作されたものですが、爆弾を積んだ旅客機を巡るサスペンスを多角的&群像的に描くことに成功した見応えのある航空パニック映画で、本作を気に入られた方には1971年に同じくTV映画用に作られた『恐怖のエアポート』(キーワードは“食中毒”)をお勧めします。
ジャケットに惹かれてレンタル鑑賞。

1000フィート以下に高度が下がると爆発する爆弾が仕掛けられたしまった旅客機。地上では犯人との交渉が行われる─

航空パニックもの。
TV映画ということを踏まえれば、低予算でもそれなりに楽しませてくれる。

1966年の作品であり『博士の異常な愛情~ (1964)』や『未知への飛行 (1964)』の流れから制作されたのかとも思える。



『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
https://filmarks.com/movies/5316

『未知への飛行』
https://filmarks.com/movies/21767
龍馬

龍馬の感想・評価

3.7
TSUTAYAの発掘良品。
面白かったのでアマゾンでポチって購入。

1966年にTV映画として製作された元祖航空パニック映画。
昨今のパニック映画のハラハラ感を楽しむというよりは、脚本の面白さに妙があります。

脚本を手がけたのは「ミステリーゾーン」の仕掛け人ロッド・サーリング。

夜のロサンゼルス発ニューヨーク行きの旅客機に爆弾が仕掛けられ、高度4000フィート以下になれば、爆発するという。

燃料は減り、残された時間もわずか。
機内のどこを探しても爆弾らしきものは出てこない。

犯人の要求は10万ドル。

しかし、輸送中の現金は車の事故と共に大破で焼けてしまう。
さらに、犯人は心臓発作で命を絶つ。

果たして、爆弾はどこに隠されているのか?
乗客を乗せた飛行機は着陸することが出来るのか?

この2つが大きな見せ所でもあり着眼点でもあります。

本作はキアヌ・リーブスの「スピード」や高倉健の「新幹線大爆破」に大きく影響を与えているのは、見た方ならすぐにわかるはずです。

その後、日本では「大空港」「エアポートシリーズ」が劇場でも公開され大ヒットに繋がっていくことになるわけです。
小太郎

小太郎の感想・評価

3.3
派手な演出はなく脚本と登場人物で魅せる
たまにこういう作品観たくなる
面白かった~。最後ちょっと尻つぼみな気がするけど
qtaro

qtaroの感想・評価

3.9
20210808鑑賞
かなり面白かった。
高度が下がると爆発する爆弾が仕掛けられた飛行機の話。犯人と捜査官の駆け引き、あと冷静沈着なCA達がプロフェッショナルって感じで良いね。大スターのピエロっぷりもいい感じ。犯人の自滅で打開策が見つかるのはちとご都合主義的だけど、緊迫感がある展開で満足できました。
hitman

hitmanの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

インターナショナル航空6便ロサンゼルス発ニューヨーク行に高度4000フィートを下げると爆発するアネロイド爆弾が仕掛けられ乗客乗員の運命は?70年代に量産された航空パニック映画の一作品。犯人が途中でショック死してしまったのが腑に落ちなかったな。爆弾の有りかが闇に葬られたし。エピローグで意外な場所に爆弾が仕掛けられたのは度肝を抜かれました。機長の冷静沈着な対応とCAが乗客をパニックにさせない安心させる案内もいいですよ。
Veda

Vedaの感想・評価

3.5
ダイ・ハード2に影響与えた映画ということで鑑賞。見たら納得。

ダイ・ハード2に登場するあらゆるキャラクターにおいて、本作のレガシーが感じられた。



でもなんで機長が最後にあんなドヤ顔できるのかは意味不明だった。
oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.5
『大空港』以前の航空パニック映画。止まれない系が好きな身として本当に楽しめた。淡々とした演出がのめり込ませる。
2021-211
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