楽曲もいいし、吹替えの屋比久ちゃんも尾上松也もうまかったし、そこは楽しめた。マウイの歌は結構好きだし。ココナッツ軍団のシーンがマッドマックス調だったのも「おぉ」と思った。
個人的にストーリーとして響くものはなく、王道は王道で素晴らしいんだけど、「モアナじゃないと描けなかった」って感じではなかった。やっぱり純粋な心がなくなったのか、どうも入り込めなくて。「サンゴ越えちゃダメ」って言ってんのに越えるところとか。いや、行きたいのはわかるけど、そこにもう一つ理由がほしいというか、気づいたら越えてしまったどうしても避けられなかった事情が欲しいというか…。「ダメ」って言われたのに越えるから、「だから言ってるだろ！」って思っちゃう。
