ロシアマフィアの亡命を手伝う事になる男の話。
マフィアや陰謀を扱った作品は難解になる印象がありますが、本作の物語は至ってシンプル。
組織を抜けたいマフィアと彼の手助けをする教授、そして、政治家とマフィアの癒着を摘発したいMI6。
主に動くのは、この３人だけなので、話を見失う様な事はないでしょう。
個人的に印象深かったのは、マフィア役のステラン・スカルスガルド。
優しい役柄をやるイメージが強かったので、マフィア役は意外でしたし、マフィアと言えど、主人公が助けたくなる様な人間味を感じさせる芝居は流石でしたね。
良くも悪くも、話がシンプルなので、もうちょっと掘り下げて欲しいな…と思う部分もありますが、余計な描写がない分、話に集中して見れるのが本作の良いところかもしれません。
意外とサラッと見れちゃう作品なので、気軽に見て欲しい作品です。
