「恋する輪廻」のシャールク&ディーピカー主演。アクション・ロマンス・ロードムービー・コメディ・パロディ・南インド、全部詰め込みすぎちゃいました！な娯楽たくさんのインド映画。
平凡な男が、ゴアに父の遺灰を海に流しに行く道中、ヤバげなマフィア達に巻き込まれて南インドまで連行されて…というストーリー。
舞台が南インドだからほぼタミル語で歌とダンスも色彩もタミル風！とにかくパロディが多く、私の知る範囲では「DDLJ」「恋する輪廻」「チャンドラムキ」「ムトゥ」と南インドの人向けにもタミル映画ネタを！
とにかく娯楽要素詰め込みすぎて、味が相殺されちゃった感・・・。どれか削ってほしかったんだけど何故かロマンス要素が極端に少なくアクションが多い。なのに最終的に「愛さえあれば！！」みたいなお決まりの展開に突然持っていくから、さすがに私も疑問を持つ。
「DDLJ」のくだりは爆笑！ウザいシャールクが観れて私は大満足です。ディーピカーの全力変顔も2人の歌で会話する掛け合いも楽しすぎる！
そして風景は今まで観た中でもズバ抜けて美しい。街中はゴテゴテの濃い〜色彩で観ていて飽きない。頻繁に挟む「♪♪チェンナイアイアイ〜♪♪」の軽快な音楽も頭から離れないし映画としてはかなり良作だと思う。ただ娯楽に徹したからか心に残るものがない…。
まぁ他のインド映画が良すぎるから悪いんだよね！(笑)
ラストのラジニへ捧げる歌と踊りも楽しかったー！
