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チャッピーのtamagoのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
3.5
設定は大好物な感じだったので、、期待し過ぎてしまったのもあったのか、ちょっと乗り切れませんでした。
AIは赤ちゃんみたいなもんだから育て方次第で何者になるかが変わるということを思いっきりリアルにシミュレーションするか、悪い方へ振り切るかすれば、もっと面白くなったのかなぁと思いました。
自我とか人間性とは何かというテーマもあったので、僕の大好きな『ブレードランナー 』に通ずるものもありそうでしたが、そのあたりの深掘りはなし。
チャッピーを悪用しようとする悪党達がそれほど悪党ではないところが、弱かったのかも。

けど、チャッピーの造形、本物と思わせてくれるCGは楽しめますし、他のガジェットも好きな人にはたまらん感じで、ロボット達のアクションは、ど迫力で楽しめました。
音楽も映像を盛り上げてて、いいなぁと思ったら、さすがのハンス・ジマーさんでした!
あと、ヒュー・ジャックマンさんの悪役はハマり役で、『プリズナーズ』の父親役を彷彿とさせる狂気をはらんだ演技は、迫力満点でした。
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