湯林檎

とうもろこしの島の湯林檎のレビュー・感想・評価

とうもろこしの島(2014年製作の映画)
3.8
とても不思議な映画だった。
小さな世界、小さな人間関係、全体数で5,6回程しかない会話数。特に大きなことが起こるわけでもなく物語の流れるスピードもゆったりしている。そのせいで逆に最終的にどのように転ぶのか気になっていった。
それはまさに"自然の摂理"そのものだと感じた。

紛争という人間の残酷さと嵐という自然の残酷さは共存しているのだとしみじみと伝わった。

最近の感じることだが、私は今までこういった映画はあまり得意じゃなかったが少しでも文章にして皆に共有することができると思うと視野を広くして映画を観ようと思えるようになってきた。
湯林檎

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