完全丸投げ映画。
悪い意味での。
そしてサイモン・ヤムの無駄遣い。
深夜バスにたまたま乗り合わせた乗客たち。
トンネルを抜けると、そこは無人の街。
次々と起こる不可解な現象に次々と人が死んでいく。
乗客たちは反発しながらも協力して謎を解明しようとしていく…。
あらすじだけ読むと好みのストーリー。
実際、中盤までは謎が謎を呼ぶ展開で面白い。
乗客それぞれの過去。
時々現れるガスマスクの男。
異様な死に方をしていく乗客達。
一斉にかかってくる謎の電話。
死体に浮き出る死班。
甦る死体。
乗客うちの謎の女性。
でもこれだけ大風呂敷広げときながら何ら回収しませんからね!
終盤に差し掛かっても謎解きが進むどころか、しょーもないことを繰り返す登場人物たちに嫌な予感はしてましたけどね!
ラストに意味深な訓示めいた字幕が出るけど、全く意味が分かりません。
あんなんで納得出来るかーーーっ!!!
この内容で2時間超えは無いわ…。
久しぶりに時間返せ!と言いたくなった。
唯一オタク男子がデヴィッド・ボウイの「Space Oddity」を歌うシーンだけ良かった。
まぁこの歌についても勿論回収されませんがね。