ミヤサン

アバウト・レイ 16歳の決断のミヤサンのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
4.2
トランスジェンダーの男の子とその家族の物語。
レイの心情にもぐさぐさ刺さる部分があり、(好きな女の子に、女の子だと思われることのなんとつらいことか)こういうときいつも子ども視点に立ってしまって分からない母親の気持ちも、ぐさぐさ刺さり…。

自分のこととして考えたら、「自分が10代で、体だけが男だったら」と思ったら、徐々に変化する体や周囲からの見られ方は恐怖でしかないし、親には自分のことを理解してほしい。
し、やっぱり両親が思いがちな「私のせいなの?」とか「後で責められたら?」とかは違う気がする…分からなくもないけど。
ここんちはそれ以外にも問題あるから、大変そうだな、とは思った。だからこそあのラストは良かった~ハッピーエンドで。

おばあちゃんたち、考え方は最初あれだったけど、かっこいいな。素敵なおばあちゃんたちだった。
エルファニング、動きとか歩き方とかちゃんと男の子に見えた。モテるだろうな~あんな子がいたら。
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