もちもち

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのもちもちのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

宇宙の様々な場所に散らばり、6つ全てを集めると無限の力を手に入れることができるインフィニティストーンを、最強の敵サノスが狙っていた。地球に隠されたストーンを強奪しようとサノスの魔の手が迫る中、地球ひいては宇宙全体を守るため、アベンジャーズの面々が決戦に挑む。アベンジャーズシリーズとして3作目になる今作はマーベル作品としてはかなり異色。最終的にサノスが勝利し、全宇宙の生命の半分を消滅させてしまうという、ヒーロー映画とは思えない展開の幕引きとなる。いわばエンドゲームへの壮大な布石。登場するキャラクターは相変わらず多く、色んな要素が詰め込まれた感じだけど、キャラクターごとに上手くストーリーを分け、整理しやすく飽きずに見られる構造になっている。それぞれのキャラクターの色を残しつつ、よくこれだけ詰め込んだなという印象。正直マーベルはそこまで追ってないからキャラクターや関係性も何となくで見た。それぞれの作品やキャラクターが好きで、知識があればあるほど楽しめるはず。ヒーロー映画がクロスオーバーしてる楽しさという部分からはもうだいぶ離れ、そこは前提とした新たなヒーロー映画になっている。CGのオンパレードだが、細部に至るまでクオリティは高く、一体いくらかかったんだろうという感想。これは映画館で見れば面白さがかなり違ったと思う。アツい展開と共にコメディ要素も挟みこまれ、途中で飽きてしまうことなく楽しめた。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーチームのふざけた感じが意外と好きだった。
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