ブタブタ

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

割引デーでちょうど休みもあったのでうちの奥さん(以下彼女)と本当はレディ・プレイヤー1を見ようかと思ってたんですが全く興味ないと言うので本当にこっち(アベンジャーズ)でいいの?と聞いて彼女はMCU一本も見た事ない人何ですが豪気にも見ると言うので一緒に鑑賞。
何か凄いのが来て皆で力を合わせて何とかする、基本は『シン・ゴジラ』と同じだと言うのが彼女の感想でした。

予告で流れた『デッドプール2』の「サノス、イキってる❤」からが本編。
サノスはおっさんを紫に塗ってでかくしただけのルックスなのにこれ程迄カッコイイのが不思議。
でもちょっと不満もあって、
「サノスを新世紀のダースベイダーにしたい」ってスタッフの心意気は分かりますが娘・ガモーラへの愛憎とかやや取って付けた感が少しあってアベンジャーズ2作で登場はしてたけど本格的な登場はこれが初めてで、その最初にしてはちょっと内面・心情を描きすぎかな?とも思って。
ダースベイダーも1作目(エピソード4)の時点では得体の知れない悪の化身・恐怖そのものの存在だったので。

ホークアイのパワーアップが噂になってたので遂にあの紫のヒーローコスチュームに仮面を付けて登場かと思ったのですが出番無しは残念でした。

ワカンダの大草原での決戦は、最新テクノロジー兵器と槍や盾の部族が入り交じって『SWエピソード1』を思い出しました。

ヴィジョンとワンダの大ピンチにババー('ω')ーン!!とシルエットで現れるキャプテン・アメリカそして空からやって来るソーはヒーロー映画のお約束で見せ場をキッチリ決めてくれて最高にテンションが上がります。

でもやっぱりこれだけ登場ヒーローが多いと流石のマーベルCU、ルッソ兄弟監督とはいえ全ての登場キャラクターの見せ場を完璧に作るのは不可能でこればっかりは仕方ないです。
キャラの飽和状態は毎年やる『渡鬼スペシャル』と同じです。
特に酷かったのがバッキー、『ブラックパンサー』のエンディングからの登場、新型のアダマンチウム製の義手を付けての登場だったのに一体何だったの...
ハルクのギャグキャラクター化はよかったです。
個人的はアントマン、ホークアイすら差し置いて『スパイダーマン・ホームカミング』よりピーターの親友にしてヒロイン(笑)のネッドの登場が嬉しかったです。

兎に角あの全宇宙の人口半分消滅と言う絶望的ラスト、正義側の完全なる負けは『SW帝国の逆襲』にあたる作品だと本作は位置付けられて、それと「ポール・トーマス・アンダーソン監督作品を思わせる」との批評も出てて、アンダーソン監督作品一本もまだ見た事ないので見たいと思います。

スタッフロール後のオマケですがフューリー長官が連絡した相手はMCU次回作の『キャプテン・マーベル』らしいですね。
でもマーベル世界の「女スーパーマン」であるキャプテン・マーベルと、それと『ギャラクシーVol.3』と『アベンジャーズ4』で登場が噂されてるアダム・ウォーロック(封印された「繭」は既に劇中登場してたとか)もしこの2人が登場したらサノスといえど簡単に倒せるのでは?
『ジャスティスリーグ』終盤でスーパーマンが登場した時みたいに。

劇場を出てから彼女が「でもどうせあの時間を巻き戻す石使って皆生き返るんでしょう(^ω^)」って、それを言っちゃおしまいですが(笑)

それと映画の内容には関係ない話し~(∩´∀`∩)
フォロー先様のレビュー見てて思ったんですが今回特に何故か鑑賞マナーが悪い人が異常に多いのが残念です。
特に長年待ったMCUの集大成『インフィニティ・ウォー』をせっかく見てるのにそんな人の為に映画が台無しになるのは本当にいたたまれないないです。
僕が見たのはGWにサービスデーで早々と満員札止めの満席でしたが皆水を打った様に画面に集中してて笑うところでは笑い凄いところでは驚きと、映画と同じくお客さんも最高でした。
ブタブタ

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