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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのdeenityのレビュー・感想・評価

4.0
先日『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』を見に行きましたが、本作はその前に見ておけばよかったな、と思える作品でした。そんでもって本作のタイトルは『シビルウォー キャプテン・アメリカ』ということで、キャプテン・アメリカの三作目にもあたるんですね。そうなってくるとキャプテン・アメリカシリーズも見ておけばよかったということになり、結局MCUは全て見ておけばよかったということになりそうなので、少しずつ制覇していこうと思います。

一言で言えば本作はヒーロー同士の喧嘩です。がっつり仲違いします。その中心がキャプテン・アメリカとアイアンマンの二人。正義の味方として闘う上での問題にぶつかり、どちらも間違いとは言えない分、決裂してしまうのは仕方ないこと。


とは言えヒーロー同士の衝突なので相当激しいことになりますよね。特に見せ場の空港での戦闘シーンですが、「いやいや、そんなに破壊するからあれこれ言われるんでしょ。」と思っても仕方ないぐらい派手にやり合っちゃう始末。周り見えなさすぎ。地球ごと破壊しちゃうドラゴンボールですら周囲の街や人々に配慮してるぞ。まあ彼らは全員飛べるから移動しやすいんだけどさ。

ただまあ何だかんだ正義とは?みたいなテーマで考えると今作だけでは弱いと思うし、同じような構図で言えば、『バットマンVSスーパーマン』の方がメッセージ性はあったように思えるし、そもそもノーランの『ダークナイト』シリーズでもテーマにしてて完成してる題材でもあるし、ひょっとしたら今作だけでなくて次の『アベンジャーズ』新作でその問いに対する答えを出してくるのかもな、と思ったり。とりあえずMCUシリーズならではの答えを次に期待したいですね。

ただ本作で一番心に残ったのはブラック・パンサーの「復讐からは何も生まれない」という言葉。人間とは言え、そういうヒーローとして持つべきではない感情を乗り越えた先に本当の正義が見えてくるのかもしれません。