このレビューはネタバレを含みます
「戦争とはそういうものだ」という台詞が響いた。
敵対する側の、よく知りもしない他人のことは、知らないからこそ殺せる。
その人のことを知り、その人の家族を知り、情が生まれてしまえば、殺せなくなる。
擬態する異星人が地球人に化けてモノレールに乗る時に、地球人のお婆さんに優しく接したのが、最初は単に周囲に怪しまれないようにするためかと思ったが、「この異星人が実は悪人ではないのだ」という、数ある伏線の中でも特に効果的で巧いと思ったシーンだった。
ペガサスをイメージしたらしき主人公のコスチュームの頭部はモヒカンにしか見えなかった。