このレビューはネタバレを含みます
思い入れがあればあるほど感慨深い。今までの十年間を映画を観ながら思い出していました。
ただ!サノスは自分なりの正義を持っているもっとカッコいいキャラであってほしかった!
そこだけ!
あとはマーク・ラファロのサインが『可愛いい~』ってなる😌
追記:
ヴィジョンやガモーラ、ウィドウ、トニーたちがこんな小物のために命を賭したことになってしまうのは嫌だなと思ってスコアを低くしていましたが、考え直してスコアを+しました。
サノスは自分の故郷が人口増加のために滅んだ過去があり、宇宙の秩序を守るためには生物が多すぎるという考えに至り、(私たちが野生生物の頭数制限をするのと同じように)サノスも最初は純粋に宇宙のために殺戮や戦争を始めたのだと思います。しかし、アベンジャーズの抵抗で
『こんな思い通りにならない世界はどうでも良い!一度壊して新しい世界を創り直そう!』
と自分が神であるかのような思考を持ち、そして滅ぼされます。この時、初志貫徹してアベンジャーズと戦っていたらサノスもすごく格好良かったと思っていたのですが…
ここで、『インフィニティ・ウォー』でロキがサノスに向けて言った「お前は神にはなれない」という最期の台詞を不意に思い出して、この言葉はここに繋がっているんだと気付いて泣きそうになりました。(マーベルではロキが一番好きなんです😢)
この映画では特にアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人が三者三様に自分達の生き方を選ぶ、という話だったなあと、役者陣も長くヒーローを演じてきて、皆またそれぞれの役者人生を歩むんだなあと思うと、監督からのエールのようなものも感じますし、マーベルファンにとってもとても温かい映画であったと思います。