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アベンジャーズ/エンドゲームのkaitoのレビュー・感想・評価

3.9
僕は根っからのMCUファンではないけど、すごく楽しめた映画であった。これから観る方には、あまり知識を持たない状態で観て欲しいので、ネタバレなしとネタバレありの2つに分けて映画をレビューしていく。

まずネタバレなしから。
「心地良い」
以上。これから観る人はこれ以上先を読まず、マーベルの集大成を楽しんできて。
シートベルトを締めて、行ってらっしゃい。











そろそろネタバレありで映画を喋る。







ネタバレあり エンドロールが終わるまでが映画だ。そこも含めて評価していこう。
はい、自分は「シビルウォー」「ウィンターソルジャー」の方が好きだった。
まず、個人的に好きじゃなかったところから話していこう。
個人的に好きじゃなかった点
・ギャグ
インフィニティウォーで大敗し、失ったものがかなり多かったにもかかわらず結構笑いが多かった気がした。別にギャグ自体が映画の中に取り入れるのは、かまわない。ただ結構、笑いが二転三転することが多くて付いていくのが結構きつかった。
言ってもこれくらいかな。

個人的に好きだった点
インフィニティウォーに比べて、ヒーロー映画というよりもヒーローに焦点を当てたドラマ映画のように感じた。アイアンマンであることに不安を感じていたトニースターク、本来ならここにはいないであろうスティーヴ、アズガルドの王であるプレッシャー、ソー。ここに描かれるドラマが最高で、この映画の最後にはこれらの呪縛から解かれるヒーローたちが見えた。
ムジョルニアを持つキャプテン・アメリカは、「エイジオブウルトロン」の伏線回収だったり、過去作で描かれていた伏線を見事に回収していてよかった。
やはりやはり、僕はキャプテンが大好きだ。氷漬けになり、気がつけば70年の年月が経っていた。ダンスするという約束は果たされないまま70年が経ってしまうもの。「元の人生を生きてみたい」という彼のドラマはかなりよかった。実際に映画は、ペギーとダンスをするシーンで終わる。
この締め方には拍手。
あ、エンドロールについて
エンドロールのおまけ史上、最高のエンディングだったのでは?
蘇ってくるだろう、洞窟の中でハンマーを打つシーン。トニーに名誉ある死を与え、それは感慨深く、なぜか寂しくはなく心地いい。また観たいなと思える作品だった。
ありがとうアベンジャーズ。
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