やし

スポットライト 世紀のスクープのやしのレビュー・感想・評価

3.4
「教会は何でも出来る」


クリスマスにケーキ🍰食べて「メリークリスマス!🎄」の一週間後には神社⛩にお参りに行くハテナ信仰の日本人には馴染みがないけど、
要は"教会の闇"というタブーに切り込んだ新聞記者たちの物語。

名優の方々のお陰で非常にスリリング。

俺たちの街、ボストンに性的虐待を犯す神父(劇中の言葉をそのまま借りれば確か「クソ野郎ども」)がいる。
13人……いや、90人も!?

俺たちが何とかせねば!!
だが、敵は宗教という文化そのもの。
"熱意と用心深さ"で、膨大な資料を漁り、膨大な人数のインタビューを重ねる。

その理由の一つとして、「ネタになるから」は当然にあるとしても、
良きも悪しきも人々の暮らしに密接に関わる宗教という"文化"を、"信仰心"を、そして"子供"を利用する奴らがいる、それを知りながら隠し続ける奴らがいる、
リスクを知りながらもそれに立ち向かう彼らに胸が熱くならなくない訳がない。

オススメの作品でした。


〈cast〉
・レゼンデス(スポットライトメンバー)
既婚者だが、多忙な仕事のため、あえて別居までする仕事人間。変人好き。根気よく熱い。

・ロビー(スポットライトメンバー)
自称選手兼監督。昔気質だが部下はついてくるタイプ。人脈が豊富。

・サーシャ(スポットライトメンバー)
被害者にも親身に寄り添う。タフ。

・バロン(新局長)
寡黙で社交的ではないが、思慮深く真っ直ぐ。

・ベン(スポットライト直属の上司)
何か臭う…

・ガラベディアン(弁護士)
スタンリー・トゥッチだったのか…
髪もあったし分からんかったw

・マクリーシュ(弁護士)
『スリーパース』の4人の内の一人だ!
やし

やし