27）『何故、記録がないんです？』
私は宗教を信仰していない。
神様的な存在はどこかにいるのかもしれないけど特定の宗教の信者ではない。
信仰のある人は無い人より精神的にタフだと聞いたことがある。弱っている時、拠り所がどれほど心の支えになるかが窺える。
もしその拠り所に裏切られたら？
カトリックってキリスト教の宗派の中でもお堅い属性のイメージ強い。
人間は強く禁じられたことにかえって近づいていく性質があるのかな。
特定の立場の人がどういう抑圧に基づいて同じ選択をすることになるのか気になる。それともそういう性質を持った人がその職業を選ぶのか。
ルールや倫理ってそれぞれの人の中でどれくらい基準が共有されてるんだろうか。
誰も逆らえない、真実をもねじ曲げるほどの力をそもそもキリスト教の神様は人間に与えたりするだろうか？
（バベルの塔でのぼせ上がるなと怒られてたような？？ノアの方舟でもリセットされかかったような？？
権力で自分の欲望を叶え、事実を隠し始めてしまったら、そこにある信仰って一体何を信じてることになるんだろうか。
神様と名付けた自分自身ではないのか。
一体あなたは誰と共にいるのか。
『わかるだろ？』
『有力者の圧力に屈しない者は街中を敵に回すことになる』
同調圧力は自分の内側から1番膨らんでいく気がする。
何か問題がある時、全く自分と無関係なことなんて実は１つも無いかもしれない。
必ずどんなに遠くても自分も関わっている。
どの人も日々自分の目の前の仕事をしてきた結果、今日がある。
でもその仕事の先に苦しんでいる人がいるかもしれないなら、仕事するって何なんだろうな。
当事者意識を持とうと思えばそうすることが出来たのに、内なる圧力にまぶたを閉じた自分自身に何度も問いかけないといけない。
追記
スタンリー出てたの知らなくて地味に嬉しかった。プラダを着た悪魔に出てた時から好きだった。
紙をめくるときに指を舐めるのはもうダメ、絶対。
