TAKEZOH

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のTAKEZOHのレビュー・感想・評価

2.5
ダンブルドア、またお前が元凶か!?
相変わらずギミックは素晴らしいが、
今回魔法社会と第一次世界大戦がせまるヨーロッパを舞台に、因果と陰謀を説明を長々と引っ張りすぎたせいか、二転三転のクライマックスで盛り上がるはずが、疲れきってしまいずっこけてしまった!?
規律を重んじる魔法省と黒い魔法使い率いる組織との対立、今回のキーになるダンブルドアは一因でありながら血の誓い?という誓約を建前に面倒を優秀な生徒たちに押し付け静観し、グリンバルトとの代理戦争に巻き込まれる主人公仲間達が気の毒すらあり、
もっと怒ってもいいはずなのだが、誰もが内面に秘めクールにきめている……
『ハリーポッター』が少年でありながら己の宿命と戦い、成長していくのに対して、
今回の『ファンタスティック・ビースト』は平穏に自分の好きなことで生きていきたいと望みながらも、会社組織で大人として生きること強いられところをみると「ああ、これが大人に向けてのハリーポッターかぁ」と理解はでき、物語上盛り上げるためだとしても、理不尽なパワハラをみせられている気がした。
出来るならばダンブルドア先生には正に己の火の粉くらいは全て振り払っていただきたいと切に願いたい‼
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