すいみん

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のすいみんのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ楽しみにしてたシリーズ最新作、2作目程の暗く重い感じはなく、シリーズタイトルに見合う魔法生物たちの描写も良かった。

とはいえ良いポイントと悪いポイント両方あり。まずは良いところを

大人の魔法使いたちの闘いなのもあって、ハリーポッターシリーズより戦闘シーンはスマートかつ派手で見応えがある。グリンデルバルト陣営ちょっと弱いなと思いつつも、やっぱり毎シーンわくわく、スカッと感はある。

また、グリンデルバルトが今作よりマッツになり、そもそもマッツファンなのでそこも大いに楽しみにしていたところ。
アルバスとの関係もあって、ジョニデバルトよりマッツバルトのほうが個人的にはしっくり。ビジュアルを前作に寄せなかったのも良かったと思うし、会話中に息をするように人を殺しそうなグリンデルバルト。ひりひりする

そしてここまで作りあげられたキャラクターが魅力的だからこそ、いくつか気になるところもあって。例えば1作目から引っ張ったクリーデンスのストーリーは、もっと深掘りして欲しかった。ナギニは??最後に彼を救うのは、てっきり彼女の愛だと。彼の寿命はまだ尽きていないと思いたい。

そしてクイニーは、一時の過ちで片付けてしまうにはあまりに勿体ないのでは…彼女はもっと深掘れたはず。

ハリーポッターシリーズ共ずっと愛がテーマの中で、もっとキャラクター個人の気持ちや想いにフォーカスされれば、より良かったなぁと思います。でもやっぱり魔法はワクワクするので好きです。続編楽しみ
すいみん

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