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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のKAIのレビュー・感想・評価

3.0


やっぱり1作品目のファンタビが1番好きかなー
……と思ってしまった。


面白いんだけど、1作目が良すぎて…って思っちゃった。


でもでもでも、
自分は本作を観る前に復習しなかったので、前作のストーリーが曖昧だったけど、分かりやすかった。

丁寧に話しを作り上げていて、しっかり場面を魅せている気がしたから!


また、コミカルさを出していて、笑いを堪えるのが大変なシーンがいくつかあった!笑(予告にもあった笑)

ジョニーデップからマッツに変わったけど、自分は全然良かったと思う。すごく馴染んでいた感じがしたし、違和感がなかった。ただ、ジョニデより紳士らしさを感じた笑


個人的にはあまり好みではなかったけど、面白い部分も沢山あってよかったと思う!



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<以下ネタバレ>






【1.シリアス×コミカル】
【2.ストーリーの平べったさ】
【3.魔法動物の扱い方】






【1.シリアス×コミカル】


自分が一番楽しみにしていたシーンは、
予告でもあった、カニのような?ポーズをしながら腰を揺らしてるシーンです!(兄を助けに行った時)
あのシーンはまじで声出そうだった笑

やっぱり、ファンタビやハリポタって言うのは、シリアスな状況の中でも笑いを入れてくるのが最高だなと思った。
だって、物語は中盤、暗くて狭い洞窟で、杖を奪われ、動物たちもいない。何に襲われるか分からない怖い状態のときにあんなかっこう見せられたら笑っちゃうよね!笑

その後の、ピケット&ニフラーのコンビネーションでも最高に笑わせられた!
ニフラーいいね!笑

ニフラーのシーンだけど、

ダンブルドアがこうなることを予想してネクタイをニュート兄に贈る→ニュート兄が捕まえられた時にあの看守に奪い取られる→看守がネクタイをつけた

って解釈でいいんですよね?
理解するまで、3秒くらいかかった笑




【2.ストーリーの平べったさ】


面白さはあったんですけど、自分にはストーリーが淡々と進んでいく感じがして、もう終わってしまったなと感じた。
しっかりしたストーリーではあるんだけど、大きなアクションが少なく、先が分かる構成だったので、物足りなかったのかもしれない。


例えば、ラストの
それは本物のキリンじゃない→その証拠を見せてみろ→カバンがないから黙り込む→誰か出てくる→バンティーがカバンを渡すの流れ


バックがいくつもあり、それをランダムで持つことによって分かりにくくしようって言うのは、面白いと思います。こっちも誰が持っているんだろうとドキドキしながら見ることができるから。

でも、今回のラストシーンでは、バンティーのカバンのみしか残っていなかったので、あそこでバンティーがカバンを持ってくることは分かっていた。だから別に、あぁ、そうだよね、バンティーが持ってくるよねってなっちゃった。

そもそも、ニュートのカバンが正解だとしたら面白くないから、ニュート以外の誰かが持っているんだろうなと初めから思っていた。だから、最後まで誰が持っているのか分からないような演出をして欲しかったです。


でも!カバンの中身が

パンだったり、懐かしの魔法道具だったので、見ていて楽しかったです!



【3.魔法動物の扱い方】


魔法動物が雑に扱われている気がした。

まぁ、3作目なので仕方ないとは思うけど、特にこれといった大きな印象を与える魔法動物があまりいなかった。ピケットとニフラー+不死鳥がほとんどメインで進められるから、少し見応えが薄かった。まぁ、好きなキャラクターだから、沢山写っていて嬉しいんだけど、+1+2が欲しかった印象を受けました。



ファンタビとして、まとまりはあったとは思うし、面白い部分や、魅せるシーンがいくつもあって良かったと思いました!
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