Mariko

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のMarikoのレビュー・感想・評価

4.0
ハリーポッターはTVで流し見程度が何作か、原作は早々に1作目だけ読んで、小学生の頃出会ってたら相当ハマっただろうなあという感想でその後は読んでない。
ファンタスティック・ビーストはもちろん2作共観て、かなり好き(特に1作目)。

で。

細かいことはいろいろあるにせよ、とにかくアルバス・ダンブルドアの物凄い色気に3回くらい気絶しそうになったのでもうそれだけで5億点もの。特にラストシーン見たさだけでもう1回鑑賞してもいい級。
スコアとしては、ダンブルドア加点かなりアリ笑。

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以下、ネタバレ的なやつ少々アリ

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全体的に、登場人物が増えたことでいろいろ散漫になってる。
まずね、1作目からこれだけ引っ張った割にクリーデンスの扱いが雑すぎる。しかも、このタイトルの「ダンブルドアの秘密」はアルバスだけにかかっているのではないことが判明した今作、それこそがいちばん丁寧に描いて欲しいところだったのに。
あとクイニーってそもそも何故グリンデルヴァルトについたんだっけ?(これは2作目だけど)も、うやむやなままになんとなく過ちに気づいて戻ってるのも結構テキトーだなと思ったし、ティナがこんなに出てこないのもなんでよ?!ってずっと思ってたし...etcetc。

とはいえ、最初にも書いた通りダンブルドア先生が出てきちゃうともうそれだけで気絶しそうになるし笑、ニュートは相変わらずチャーミングだし、そしてジェイコブ!1作目からたびたび言われてきた「普通の人間だけど特別」な存在であることを、そこにいるだけで体現しちゃってるの凄すぎない?!戻ってきたクイニーと愛を語らうの思わず泣いたわ〜💕💕💕
あと、ここまで重要キャラが俳優変わって大丈夫?と思ったグリンデルヴァルトも、そこは流石のマッツ様、私はむしろジョニデより「普通っぽく見えていちばんヤバい」感が出ていて好きだったし、冒頭カフェでアルバスが過去の思いを告げるところのふたりの空気感が素晴らしくて、若い頃のキラッキラのダンブルドア(脳内は完璧に『リプリー』のジュード・ロウ)と若きマッツ・ミケルセンの「若気の至り」を想像するだけで動悸がしてきて笑...最高だった。

重い腰をあげてハリーポッター全作観てみるかなあ...
Mariko

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