コーディー

ヘイル、シーザー!のコーディーのレビュー・感想・評価

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)
3.0
1950年代ハリウッド黄金期の映画製作スタジオを舞台にそこに雇われた映画製作におけるあらゆるゴタゴタの解決を任された〝何でも屋〟マニックスの次から次へと忙し過ぎる1日ちょいを描く、、、

シリアスなのもユル〜いのも手掛けるコーエン兄弟のユル〜い方の映画。華やかなハリウッドで起こるスター誘拐事件ってことでキャストもめちゃ豪華やし、さぞワチャワチャしてるのかと思いきや冒頭から教会で告解する主人公や共産主義が絡んできたりと皮肉たっぷりにイジる裏ハリウッド映画でした。

演技大根アクションスターや清純派女優スカヨハのエピソードなどそれぞれにキャラは立ってて面白かったし、ジョージ・クルーニーのちょっと抜けた大スターなどハリウッドを小バカにした感じは楽しかった!けど軸となる誘拐事件にイマイチ盛り上がりも惹きつけるものもなかったかな〜ニヤニヤとマジのバランスがコーエン流過ぎてちょっと付いてけなかったw

面白くなかったわけじゃないけとキリスト教も共産主義もクラシック映画も肌で感じれない自分にはちょいハイレベル過ぎましたかな〜w
チャニングのダンスシーンだけはわかりやすく楽しかったです!