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嵐が丘のbebemamaのレビュー・感想・評価

嵐が丘(2009年製作の映画)
3.1
原作未読だけど、有名な文学作品なんで、何となくストーリーは知ってる。
この話のアレンジって多いですよね。

深い愛が断ち切られた時、その気持ちはどうしたらいいのか。深ければ深いほど持て余してしまう気持ち。それが憎しみにかわり、復讐へと向かってしまった。
荒れ地の過酷な風景、それに寄り添うような激しい感情。

ヒースが荒野で、クリフが崖という意味だそうで、過酷な性格を背負わされてる。

孤児を拾ってきて、息子のように育てるっていうのはやはり無理がありますよ。そりゃ、色々軋轢がおきるって!

でも、登場人物の誰にも感情移入できなかった。

しかし、初恋の女性と引き裂かれた後の男性は「嵐が丘」は復讐し、「華麗なるギャッツビー」は愛を取り戻そうとし、朝ドラは陰で支える。男性は昔愛した女性を忘れられないんだ。本当に一途。

トム・ハーディのヒースクリフが美しい。

他の「嵐が丘」も観てみたい。
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