こういうの大好き。
青春タイムトラベルってのはやっぱり最高。青春SFが好きすぎるからもういいやんって思っちゃう。終盤よく分かんなかったけど全然いい。
冴えないゴリゴリ理系男子達が倉庫でなんと親父さんがタイムトラベル装置を作ってたらしき痕跡を見つけてしまいさあ大変。タイムトラベルへの理系らしい知的好奇心ともちろん後悔の多い人生を送ってきた過去を改変したいという純度100パーの下心で装置を完成させてしまったが最後、ひょんな事から一軍的美女まで仲間に入ってワクワクドキドキの夏が始まる…！！
そして滅びる！楽しんだ分だけえらいことになる！それがタイムトラベル！行きは良い良い帰りは怖い！
わくわくと切なさと初々しさとバカっぽさがいい加減にSF世界観の中で溶け合ってて最高な塩梅だった。こんなのすき
後半から痛々しかったなあ…いくらやり直して金儲けすることはできても根本的な自分の性質からは逃れられないという真理…おもしろい。やり直したいことをどんどん重ねていくことになるのが人生なんかな…羽生善治さんも『豊かな人生とは後悔が多いことです』って言ってたし…
ラストの展開だけ面白いけどちょっと意味分からんくて考えたけどわからんかった。若干もや。ラストのラストは良い。
序盤のタイムリープで何が可能か色々試行錯誤するノリノリ演出の時間のカットの仕方が子気味よくてとても好きだった。
