unko

サンクチュアリのunkoのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ(2005年製作の映画)
2.8
地元クラブのママをしている山本アキ(黒沢あすか)、出戻ってきたっぽい黒木裕子(山下葉子)、2人の愛憎劇。
 
主演の2人、各息子娘、境遇に対応する形で互いに補完しあい、惹かれあっている。
時系列を入れ替えたり、色彩をなくしたり、犬や鎖、気になるだろ?という作りにはなっているのだが、あまり先が気にならない。

ガソスタとか、そこに来る男女、水面のショット等、「雷魚」と重なりすぎて、どうしても比較しそちらを再評価してしまったのかもしれない。

舞台は野鳥の保護・禁猟区でそこからサンクチュアリと名づけられたと考えられる。
ある種神聖な区域で背徳な行為が起因となり事が広がっていくという設定はとても面白いと思うのに、個人的にパンチがなかったと感じたのかも。


そう考えると武田修宏は驚きとチャラ真面目な雰囲気があって、意外と見どころではと観賞後感。
unko

unko