ぽん

ピエロがお前を嘲笑うのぽんのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
3.5
天才ハッカー男子がいろいろ巻き込まれちゃうクライム・サスペンス。
これドイツ映画ってところで自分はシンパシーを覚えてしまいました・・・って純ジャパのお前が何を言うとるかなんですが。
なんでしょ、生真面目なくせにハリウッドに憧れて陽気なアメリカンを装ってるみたいなところが、ガンバレって応援したくなっちゃったのです。

物語はご都合主義のオンパレードだけど、この手のエンタメでは仕方ないかな。自分は応援モード入ってたので、オイオイ嘘でしょ?みたいなシーンも生温かい眼差しで見過ごしました。

おぉぉそういうオチかーと思ったら、さらにドンデンという豪華2段重ねのめでたさ。おせちか。
サイバー犯罪なんてよう分からんわーというツルリン脳みそのワタクシは、雰囲気を愉しむだけでしたねー。こういう世界のこと得意な人にちゃんと解説してほしいというか、どの程度リアリティが保たれてるのかは気になります。
あと、ピエロのお面とフーディはさすがにもうね。共感性羞恥でいたたまれなくなった。そ、その恰好でイキるのはやめてー。泣

もう一つだけ書いておきたいことがあるけど、ネタバレになりそうなので下の方に。





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ストーリー、構成、演出など全てにおいて「ファイト・クラブ」(1999)は大いに参照されてる感じ。主演の男の子もうっすらエドワード・ノートン似w
あとは「ユージュアル・サスペクツ」(1995)ですね、これって。
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