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ワイルドカードのageless505のレビュー・感想・評価

ワイルドカード(2014年製作の映画)
4.0
昨日CSで放映していてリベンジ鑑賞。

監督は「コン・エアー」「メカニック」「エクスペンタブルズ2」などのサイモン・ウェスト、脚本が「明日に向かって撃て!」「ミザリー」「マーヴェリック」などのウィリアム・ゴールドマンで、バート・レイノルズ主演の「ビッグ・ヒート」のリメイク作品。

、、、、、以前観たときはそう言った予備知識に振り回されて、いい意味でも悪い意味でも、もろもろ裏切られた感が強くあり、機会があれば思う存分自分勝手に観てみようと思ってたわけです。

なので主演ジェイソン・ステイサムのアレに期待して見直したら、やはり色んな角度でアレが扱われていて面白い作品でした。

まずオープニングでは、ワケあり風のカップルに因縁をつけ始めるジェイソン・ステイサム。美女と釣り合わない風貌のおっさん(マックス・カセラ)のヅラを取り上げてハゲを暴露してさんざん愚弄した挙句、見事に返り討ちにあう。
続いてジェイソンが所属する職場事務所ボス風の男(ジェイソン・アレクサンダー)が、これはもう出オチそのもので、見事にハゲ上がってる。
そして元恋人を暴行したチンピラグループの居場所を突き止めると、部屋奥で凄みを利かせて睨んでる異形の大男(マシュー・ウィリグ)も貫禄十分の禿頭。
きわめつけには、舞台ラスベガスの裏ボス・ベイビー(スタンリートゥッチ)は、思わせぶりに大物感ただわせて登場するものの、おしゃれ紳士風のヅラを装着してることは明白。

つまり本作は、ジェイソン・ステイサム含めた出演者に対する、あの手この手の「ハゲいじり」が隠しテーマの作品なのでしょう(違)。
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