ageless505さんの映画レビュー・感想・評価

ageless505

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おもしろがり屋です。役者は顔の力が大事派。
滝沢カレンの日めくりカレンダーより映画が好き。

映画(404)
ドラマ(0)

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.4

前作が”Mrビーン風の007もの”だとすれば、本作は”007風のMrビーンもの”って感じ。ビーンじゃないローワン・アトキンソンを堪能したいと思ってたけど、謎魅力のロザムンド・パイクとRアトキンソンがヘ>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.6

銃をかまえると、トリガーが・・
銃をかまえると、弾倉が・・
銃をかまえると、銃身が・・
銃をかまえると、◯◯◯が・・
Mrビーンことローワン・アトキンソンのスパイ・コメディ。問答無用のバカバカしさった
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サイレント・パートナー(1978年製作の映画)

3.9

エリオット・グールド独特の曲者感とクリストファー・プラマーの意外な魅力にあふれた佳作。
強盗計画を事前に察知したさえない銀行員が、犯人を出抜いて計画を逆手にとり私腹を肥やそうとする。それに気づいた強盗
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ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.9

ある家族に雇われたベビーシッター、実は彼女は不気味な理由でその家族に近づいていた。失ったものを取り返すため復讐に燃える彼女の戦略。知らぬ間に人間不信・家庭不和に陥れられる家族、、見応え十分の上質サスペ>>続きを読む

正午から3時まで(1976年製作の映画)

3.9

今年観た中で一番ガツンときた映画。
西部劇の舞台設定で、お色気コメディ→おバカ不条理サスペンス、というブッ飛び展開に唖然呆然。

タイトルは、偶然出会った男女が過ごした正午から3時までの眩いばかりの3
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

4.5

おもしろがり屋なので、このテの作品にはまんまとヤられるわけです、コロッと。んギモチイィィ・・
いかにも西部劇な出だしに飲み込まれ、、賭場+酒場という密室でありながら衆人環視な状況で、、先の読めないカー
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.2

まず冒頭のテロップでヤられる。
「命に値打ちのない場所では、
 死が時にその代価をもたらした。
 こうして賞金稼ぎが登場した」

若かりしクリント・イーストウッドの魅惑の強さ、
激渋リー・ヴァン・クリ
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I AM スティーヴ・マックイーン(2014年製作の映画)

4.0

スティーヴ・マックイーンの俳優人生を、本人へのインタビュー・家族の証言・映画関係者の回想などをもとに振り返るドキュメンタリー。

登場シーンをふんだんにちりばめた主要作品紹介のなかで、『栄光のルマン』
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失われた週末(1945年製作の映画)

4.1

アルコール中毒の売れない作家が、ひたすら酒を求めてオロオロする。中毒性・依存性のなんたるかを全編の主題とし、作家が<酒を飲めるか?飲めないか?>という超シンプルな観点だけでサスペンスを構築したた監督ビ>>続きを読む

ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

4.3

NYメトロポリタン美術館にある架空の絵画「ジェニーの肖像」、その創作秘話を切り口としたミステリー・ラブファンタジー。

売れない画家イーベンのもとに現れた謎の少女ジェニー。イーベンは出会う度になぜか大
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長く熱い週末(1980年製作の映画)

3.8

地域開発計画の裏側を仕切らんと鼻息荒いロンドン・ギャングのボスに近しい人間が爆殺されたり刺殺される。ワンマンなボスは他組織が抗争をふっかけたものとして内偵を進めるが・・
ボブ・ホスキンスがチビ・デブ・
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最後の晩餐/平和主義者の連続殺人(1995年製作の映画)

3.9

共同生活してるリベラル思想の大学院生男女5人が、偏った見識を持つ面々を晩餐会に招いては次々に<矯正不能>としてポアしてしまう。
キャメロン・ディアスのデビュー2作目、準密室劇風ブラックコメディ。
ヒト
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

3.8

え?、イキナリ⁉ ん?、だれよ⁉ は?、このタイミングで⁉ な?、アンタも⁉ へ?、そっち⁉ あら?、いつのまに⁉ えぇ?、そういうこと⁉
冒頭ツカミから序盤中盤ラストまでたびたび、⁉、が襲う吸引力の
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.5

原題『Il conformista』は直訳的には”体制順応主義者”、ある理由で疎外感に苛まれる主人公マルチェロが、所在ない不安と焦りから体制派・多数派であるファシスト党へ参画することで生じる哀しくやる>>続きを読む

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

3.7

現代ロンドンに現れたある旅芸人一座、とっておきの出し物は座長パルナサス博士の手による”イマジナリウム”という鏡。この鏡をくぐれば誰もが心に秘める欲望を具体化した世界を堪能できるが・・

残念ながら主役
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ドーベルマン(1997年製作の映画)

3.5

強盗団vs警察=悪vs悪 ⁉︎
ヴァンサン・カッセル演じるヤンを中心とした銀行強盗団と彼等を一網打尽にしたいパリ警察の攻防。
ヴァイオレンスと音楽をノリで楽しむ感じで、話の筋はあってないようなもの。ま
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クロノス(1992年製作の映画)

3.6

監督ギレルモ・デル・トロの劇場デビュー作となるダーク・ファンタジー。
かつて中世の錬金術師が不死を求めて製作した金属機械”クロノス”が、偶然ある古美術商の老人ヘススの元へ渡ったことから始まる奇譚。
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.2

監督ジャン=ピエール・ジュネがもつ、映像センス・こだわり・悪趣味・皮肉・ブラックユーモア・遊び心を、ダークファンタジーとして結晶化した<美意識の闇鍋>のような作品ですね。

謎の集団と天才博士、一つ目
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.9

年齢的に仕事や恋愛について立ち止まって迷い始めた息子と、ゲイをカムアウトすることで余生を謳歌する決意を示した父親、この対比が観る側の生き方に何らかのヒントを示してくれる作品。

恋愛相手に踏込んで行け
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ジャケット(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレというより、こう解釈しました、を書いてみます。

1991年に不慮の事故で記憶障害となった男が、
冤罪により精神病院のやっかいとなり、
実験的療法の副作用で2007年の<未来>に行ってしまい・
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赤い河(1948年製作の映画)

4.3

STAMPEEEEEDE!
南北戦争終結後、テキサスでは買い手がつかない飼牛9000頭をミズーリへ移動(キャトル・ドライブ)させるカウボーイたちの話。
約1000マイルを100日かけて移動するという難
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

4.5

まぁしゃべるしゃべる!
記憶でなく脊髄反射でしゃべる。
圧倒的セリフ量、超絶テンポの掛合い。
セリフに必要な表情・仕草・動作を全く犠牲にすることなく、しゃべるスピードをあそこまで上げられるものかと感心
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コンドル(1939年製作の映画)

4.5

Hello,Professional!
1939年本作で既にハワード・ホークス作品世界の雛型がほぼ完成されてるのに驚く。
<常に死の影に怯えるような状況>のもとで
<プライドが病的レベルの仕事人(集団
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

体調不良のため精密検査を受け不安におびえるシャンソン歌手クレオは、その検査結果を知らされる前の午後5時から午後7時までどのように過ごすのか。
クレオが感じる不安や焦燥・周囲の気遣いなどに触れながら、リ
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

3.8

♪ズビズビズ~
ある理由でチャップリンの遺体を誘拐(!?)するさえない二人組。
計画を思い立ち、相手を説得し、犯行に躊躇し、後悔し、、と、
二人をめぐる悲喜劇から『アルコール夜通し転宅』『給料日』『街
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破壊!(1973年製作の映画)

4.3

マジメだけど頭悪い、頭悪いけど正義感強い。
そんなへっぽこ刑事コンビをエリオット・グールドとロバート・ブレイクがゆる~く怪演。切ないバディもの。とってもよいです。
ピーター・ハイアムズの劇場映画デビュ
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ギフト(2000年製作の映画)

3.6

サスペンスもので霊能者や超能力者が登場するのは本来は”禁じ手”だと思う。でも本作はそれを逆手にとって、サム・ライミ一流のホラー演出も随所にまぶしながら特殊能力者であるがゆえの苦悩・心理を丹念に描く。経>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.9

偶然大金を手にした人間が、人として大切なものを失っていく。
少しずつ、しかし確実に。
持たざる時には縁がなかったはずの<欲>に溺れる。
知らなくて済んだはずの<猜疑心>に駆られる。
一度狂った判断力は
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.3

アナ・トレント出演作ということで鑑賞しましたが・・・
いやコワいのなんの。同じ監督パコ・プラサの『REC/レック』さえ怖すぎて音量サゲサゲでチラ見を続けたヘタレには、こんなガッツリなホラー堪能するには
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ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)

3.8

姉から母の葬儀に参列するよう連絡を受けた妹・・
まずこの横溝正史の探偵モノ的な陰惨な感じの出だしにヤられた。
実は姉妹ともに昔から母をよく思わない理由があり長らく別居状態。
しぶしぶ実家を訪れた妹は、
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.5

恋愛を軸に<意欲>の大切さを語る。
偏屈で潔癖症の小説家メルヴィンは、周囲から奇矯な人物と見られることにいつのまにか居直ってしまい、投薬によって強迫性障害を治す<意欲>を失ってしまっている。
シングル
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.7

ワシソトソ・ポストの若手記者二人がウォーターゲート事件の裏側を暴こうと奮闘する社会派サスペソス。
関係者の洗い出しや証言の裏取りなど、ひたすら淡々と取材を重ねるロバート・レッドフォードとダスティソ・ホ
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小さな巨人(1970年製作の映画)

4.2

<私の心は鷹のように舞い上がる>
これ↑、主人公ダスティン・ホフマンが出会う先住民族の酋長が<嬉しい>と感じる場面で何度も口走るセリフで、なんかこう自然界と完全に繋がった生き方を示す魅力的な言い回し。
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

5.0

霧の中の見知らぬ世界に迷い込んでただ驚き顔のハリネズミ。
なんて美しい白馬だろう。木の葉はどこから落ちてくる?
そんな驚き顔でふらふら歩むハリネズミを、あちこちから現れては導いてくれる動物たちのなんと
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

4.0

ツル♂がアオサギ♀に求婚するも、ツレなく拒否るアオサギ。
その後アオサギがツルを求め、ツルがアオサギを追い、互いにツンデレを繰り返す。延々と。

民話ベースの他愛なくもちょっと切ないお話を描きながら、
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ライトシップ(1985年製作の映画)

3.9

渡米後のスコリモフスキ初監督作。
ライトシップ=灯台船の船長(と息子)と乗組員が、漂流していたギャングの3人組を助けることから始まるサスペンス。シビレました。
監督スコリモフスキは自分の息子を船長の息
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