ageless505さんの映画レビュー・感想・評価

ageless505

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はじめに顔力ありき。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

5.0

しばらく惑星プリュクに行ってきます。
探さないで下さい。

ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

4.0

『FUCK Humanity』

ホルモン異常で全身毛むくじゃらの女、ハツカネズミにテーブルマナーを教える研究者、自分を猿だと信じ森で生活する男、三者の人生が、あるきっかけで交錯していくブラック・コメ
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

4.0

『お前達は綿花小屋の屋根に乳牛を見るだろう』

おバカな脱獄囚トリオが隠されたお宝を求めて歩むゆるーい珍道中を、ゴキゲンな音楽とともに描いたドタバタコメディ。ヘンテコな味わいがたまらない。
盲目の老人
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山羊座のもとに(1949年製作の映画)

4.0

<イングリッド、たかが映画じゃないか>

ヒッチコックの変化球サスペンス。
19世紀オーストラリアを舞台に、英国移民の社会階級差に基づいた愛憎劇を中心に描いた作品。
英国から罪人として渡ってきたものの
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.5

予備知識ゼロで観てビビッた、コリン・ファースのポンコツ具合が良すぎ。Cファースが贋作者とツルんでイケ好かない社長に偽のモネ作品をつかませようとドタバタするコメディ。
キャメロン・ディアスはあけすけでキ
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.5

1960〜70年代 ニューヨーク市警察内の組織的な腐敗に立ち向かった実在の人物フランク・セルピコをめぐる話。賄賂を集金と呼び受け取らなければ仲間の信用を失す、こんな描写には言いようの無い衝撃を受ける。>>続きを読む

コンフェッション(2002年製作の映画)

4.0

チャーリー・カウフマン脚本、劇場公開4作目の映画。米TV業界で伝説的プロデューサーだったチャック・バリスの自伝を脚色した摩訶不思議ドラマ。

表向きは多数の視聴者参加型番組を世に送った敏腕TVヒットメ
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サン・フィアクル殺人事件(1959年製作の映画)

4.0

「仕立て屋の恋」「モンパルナスの夜」などを著したジョルジュ・シムノン原作推理小説”メグレ警視シリーズ”の一作。おもしろかったです。ミステリー愛好家も、ライトなジャン・ギャバンファンでも楽しめる佳作じゃ>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

4.0

凄腕銀行強盗サンダーボルトと、しがない青二才コソ泥ライトフットの、出会いから別れまでを描いた楽しく切ないバディムービー。

クリント・イーストウッドにまとわりつく若造ジェフ・ブリッジスの憎めない笑顔が
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ふくろうの河(1961年製作の映画)

3.5

ロベール・アンリコの短編、イマジネーション溢れる作品。

両手両足を縛られた男が、軍服姿の強面たちによりとある橋へ連行され、今まさに処刑される様子。首に縄をかけられた男が観念して目を閉じると、楽しそう
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黒い罠(1958年製作の映画)

4.5

オーソン・ウェルズの鬼作フィルム・ノワール!
アメリカ・メキシコ国境の町で起こった乗用車爆破事件をめぐって、反目しあう両国捜査関係者の息詰まる騙し合いや、マフィアとの癒着や不正捜査など腐敗した警察内部
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メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

『あなたは苦労がないわね』

<守るべき何か>を放棄した女性と、断固として<守るべき何か>がある女性の話かな、と思って観てました。その<何か>のイメージは、結婚や仕事などの「契約」であったり、家族や親
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逃走迷路(1942年製作の映画)

4.0

ロードムービー調のサスペンス、謎解きありラブロマンスあり社会風刺ありで、満腹感たっぷりのヒッチコック作品。

航空機工場で働く男が、偶然出会った破壊工作員にハメられて工場火災の仕掛人と疑われ逃走する。
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.0

ボウリング命な男たちと、バカ/アホの総合商社な登場人物たちが織りなす、巻き込まれ系ドタバタコメディ。最高に笑える映画。

無職でハッパな生活者デュード(ジェフ・ブリッジス)と、常にベトナム戦争真っ最中
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

2.5

第2次世界大戦中、ナチスによる美術品文化財強奪を阻止しようと美術研究者たちが集結した実話に基づく作品。ミケランジェロ作の聖母子像を守ることがミッションの1つなので付けられたと思われる邦題だけど、原題ど>>続きを読む

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.5

ナチスが政治利用したい一枚の絵画をめぐって、ユダヤ人画商の息子とその使用人の子の間に生じる愛憎劇をコメディタッチで描いた作品。

イタリアで盗難にあったミケランジェロのデッサン画がキーアイテムなので付
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ストレンジャー(1946年製作の映画)

4.0

光と影と鏡を巧みに操ったオーソンウェルズのサスペンス作品。
歴史教師として市井に潜むナチス残党キンドラーと、彼を追うことに執念を傾ける戦犯委員ウィルソンをめぐる息詰まる駆け引き。

モノクロにもかかわ
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華氏451(1966年製作の映画)

4.5

イギリスで製作されたトリュフォー作品。
書物・活字出版物の所持が法的に禁じられた近未来の管理社会が舞台のSF。主人公は本を焼却処分する公務員firemanでありながら、あるきっかけで書物から学ぶ愉しさ
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

5.0

語りえぬものについては沈黙しなければならない。
そんな探偵モノ、などと強がってみる。

裸でヨガするお姉さんたち、モノマネ大好きな門番、チンピラのボス宅にいるあの筋肉男、ハーモニカを渡してくる全身包帯
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

4.5

舞台はパリ レ・アールの娼婦街に赴任してきた堅物の警官ネスターと<かわいいイルマ>がニックネームの娼婦をめぐるドタバタコメディ。ひょんなことからイルマのヒモとなったネスターが娼婦家業をやめさせようと奮>>続きを読む

男と女(1966年製作の映画)

4.0

互いにパートナーを亡くした男女が、出会い惹かれあっていく大人の恋愛事情を描いた映像詩。

説明的なセリフは極力省略。それでいてやや間延びした独特な時間感覚の情景描写。モノクロ映像を随所に挟む。HCブレ
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.5

ヒッチコック イギリス時代の傑作サスペンス。

とある国際列車が走行中にひとりの初老婦人が失踪してしまう。失踪前に婦人とさまざまな会話をしていたイギリス人女性は、周りの乗車客がまるで婦人が最初からいな
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交渉人(1998年製作の映画)

5.0

W主演の顔の圧がスゴイ 息詰まる顔の圧。

身に覚えのない同僚殺人と年金横領の嫌疑をかけられた人質交渉人ダニー。身の潔白を訴えるべく なんと自ら人質をとって連邦警察ビルに籠城する。身内に内偵者がいるこ
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

4.0

ハロルド・ライミス監督 渾身のコメディ作品。
結婚式を控えた いたってマジメな精神分析医と、幼少期にうけたあるトラウマからパニック障害を発症した大物マフィアボスをめぐるドタバタ劇。

とあるきっかけに
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ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

3.0

『レッツ自己解放!』

すばらしいです。なぜ自分が新地球軍の一員じゃないのか悲しくなってきました。

浮気した妻を見返すためイラク戦争取材を志願した新聞記者が、たまたま米軍秘密超能力部隊の男に出会いそ
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

5.0

男たちの美しい腐れ縁をもの悲しく<魅せる>フレンチ・ノワール作品。

最後の大仕事、オルリー空港で5000万フラン相当の金塊強奪、を成し遂げて裏社会生活から足を洗うつもりの初老ギャングをめぐる、酒と金
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カポーティ(2005年製作の映画)

4.0

トルーマン・カポーティが実際に起きた一家惨殺事件を取材した小説「冷血」を書き上げる様子を中心に描いた半伝記的映画。

実際の殺人犯にインタビューを重ね、ノンフィクション・ノベルなる新たな創作領域に挑む
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.5

唐突にくる。説明できない。理由なんか無い。
冴えない男の、猛烈な<ひとめぼれ>をめぐる話。

物語が何かのアイテムを軸に展開されていくのがおもしろい。例えば、バリーが電話を掛けてるシーンで始まる、電話
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

4.0

2人の女性の対照的な生きざまを通して愛のあり方を描く、舞台仕立ての映画。

貴族社会の掟に背いてまで、自ら不倫の愛に突き進み破滅するアンナ(キーラ・ナイトレイ)。
虚飾にまみれた都会を離れて、農村での
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

【起】
ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)がいきなり車の下から登場する。あちこち油汚れついた顔がカワイイ。

【承】
ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)がホテルの一室で酔っぱらう。ヘンなダンスがカ
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

5.0

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をめぐって、ある夢を追う指揮者の悲喜こもごもを描いた人間ドラマ。

かつてボリショイ交響楽団の指揮者だった音楽家は、共産主義政権の意向に反する音楽活動をしたことから
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.0

『プロレスは人生の学校だね』

白血病で入院中のいたずら好きな少年と、たまたま病院を訪れた口の悪いピザ屋の女店主とのやりとりを中心としたファンタジーテイストな人間ドラマ。自分の余命が残り少ないことを知
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イグジステンズ(1999年製作の映画)

4.5

『現実主義に死を!』

公開当初(1999年)に出会うことができずとても悔しい思いをさせられた作品。設定、演出、映像と何から何までおもしろかったです。

作品の主題は、現実と虚構の境界線は曖昧である、
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サボタージュ(1936年製作の映画)

4.0

ヒッチコック イギリス時代の古典サスペンス。

破壊工作(=サボタージュ)指令を受けた映画館支配人、彼の挙動を探る覆面刑事は計画を阻止できるのか。また何も知らない支配人の妻やまだ幼い妻の弟の行く末はい
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

婦女暴行で14年間服役していた男が、担当弁護士の怠慢が原因で量刑が決まったとの恨みから、弁護士家族に復讐するサスペンス。

とにかく元服役囚デ・ニーロのつきまといぶりが凄まじくキモすぎる。前半はサイコ
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

<<Don't think. F E E L !>>

映画が撮れなくなった映画監督をめぐる現実と逃避世界が、互いに交錯した(混濁した)映像イメージで描かれる。

決して解りやすい作品ではないけど、虚
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