2023年11月12日 NHKBS放送録画
『風に立つライオン』 2015年日本制作
監督、三池崇史。
最新作『怪物の木こり』が12月1日より上映とのこと。
1987年。ケニア。
長崎大学病院の熱帯医学研究所に島田航一郎
(大沢たかお)が赴任する。
所長の村上(石橋蓮司)の下で充実した医療活動を
していた所、現地の病院から派遣要請を受ける。
同僚の青木(萩原聖人)と共にその病院に赴くが、
そこに重症を負った少年が次々と運び込まれてくる。
話しはとても良いし、ラストに流れるさだまさしさんの
歌声が、しみじみし過ぎて泣けてくる・・・涙。
長崎大学熱帯医学研究所の医師として、ケニアに派遣
されて現地医療に従事した柴田紘一郎氏のエピソードに、
さだまさしさんが歌詞と曲を作り、それを聴いた大沢たかお
さんが感銘して、さだまさしさんに小説を直談判して
お願いし、それが元になっての映画化。
現実の柴田紘一郎さんは、2年間のケニア滞在で帰国
していて、今現在も存命で83歳とのこと。
なので、この映画はフィクションとして制作された
らしい。
それでも現実感が漂う、臨場感あふれる映像で
ストーリー展開だ。
大沢たかおさんが成りきっていて、かっこよく見える!
すばらしい♡
監督は、ケニアロケを行ったそうだ。
土埃いっぱいの映像で、道路もがたがたで
映画のリアル感が増した。
手術用具も1980年代当時に使用していた器具を
わざわざ集めて使ったようですよ。
2度観した。
2度目、ラストが観れない。悲しくなる。
そして、流れるさだまさしさんの歌声には泣ける・・・