理か

風に立つライオンの理かのネタバレレビュー・内容・結末

風に立つライオン(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

医師とは


もともとお医者さんとは、
よく診てくれる方なら一生側に居て欲しいと
思う存在。
さらに人柄も良く、気さくな方なら、大歓迎。
アフリカ•ナイロビでも日本の離島でも。

崇高なる医師という職業、
大学病院で日夜勤の日常ながらままならないことも多々だった。
アフリカの無医村で子供達にも慕われる。
子供たち、どこでも同じで屈託ない。
コイチロー、コイチローと走って追いかける。
だが、日本とは違う現実を生き抜いて来たミケ。
ゲリラに家族を殺され、少年兵として生き抜くしかなかった現実。
医師とも国境は無い。
浩一郎が日本に帰り見捨てられたと思ってたミケ。
ミケは医師希望、浩一郎の影響か。絵を描き上手い。

アフリカにもクリスマス🎄🤶
ミケには、銃でなく聴診器のプレゼント。
9人殺したと告白するミケに、
浩一郎の言葉。
やはり教育。

離島の無医村、ここでも医師を渇望。
父の跡を継がねばならない義務感は持ってしまうだろうなぁ。

医師とは、人命を救う仕事、敵だから、自身の命を取りに来たからと言って撃てない❗️とは。
触ったことのない銃を操作できないから、
人を殺すのは怖いから、ならわかるが。
医師だから、とは。
崇高過ぎてキリスト教の世界を思い浮かべる。

手紙、
お願いだから幸せになってください。

やはり、キリスト教のような犠牲的精神を感じた。
悪くとれば、大沢たかおやさだまさしが理想を描いて歌を作り演技したと思える作品。
実在の医師たちの身になれば、どうなんだろうか。
理か

理か