あーぁ

怒りのあーぁのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛と妻夫木聡のホモォが観れると聞いて┌(┌^o^)┐

最近日本映画の快進撃が止まらない!
またもやすごい映画観ちまっただよ!!
140分間があっという間でした〜

昨晩私はものすごくツイておりました。
試写会当日。観る映画どれにしようかと友達と悩んでたら、たまたまコチラの試写会のポスターが目に止まり、”コレ観たいね〜”とかたわいもない話で盛り上がってたました。

ええ、お察しの通りホモホモ以外はそこまで観たい気はなかったですとも。

そんなポスターの前でわちゃわちゃ騒いでたら知らないおばちゃんが『コレ観られるんなら券余ったんで、捨てるのもアレなんで』と、券くれました(・∀・)なにこの仏展開。

というわけでタダで試写会見れちゃうというツキっぷりで気分ルンルン。コレも日頃の行いがいいからだな。
グロゴアな神様が私に羽伸ばしてバカンス楽しんでこいっちゅうアレやなと軽い気持ちで鑑賞。

鑑賞後。映画の重さにどっぷり疲れました。

一言で言うならただ凄いっつう印象なんだがね。タイトル通り『怒り』そして『悲しみ』んで『信じる』こと。
これらの感情が目まぐるしくわしの中でぶつかりっこしましてね。
一言じゃ表せないっすなこの感情(。-∀-。)


あらすじ簡単に⤵︎
夫婦が惨殺される凄惨な殺人事件が発生し、犯人は捕まらずに1年が過ぎた夏のお話。

千葉、東京、沖縄の三つの町でそれぞれ素性の知れない3人の男、綾野剛、森山未來、松山ケンイチ、犯人かも知れない男達を軸にその人を取り巻く人間模様と浮き彫りになる社会問題がテーマの根本にある深い映画。

うーむ、同性愛者である妻夫木と綾野剛がホモホモやるシーンの破壊力の凄まじさもさることながら、広瀬すずが出てきた時のなんかヤラれる感がね笑

で沖縄に米軍でしょ。あ、察し( ´−ω−` )
もうこの3人の体当たりな演技が脳裏に残りますな。

殺人事件をきっかけに3人の容疑者達を通して見えてくる問題が非常につらいな、病気の母親を仕事をしながら支える現実。秘密を抱えた男と付き合う娘を持つ父親としての葛藤。沖縄問題。

愛する人が殺人犯だとしても果たして人は信じれるだろか。。
最後まで信じた人に裏切られたとしたら。。

信じる事が生んだそれぞれのラストはやはり『怒り』なのでしょうね〜( ´−ω−` )
ただわし個人の意見としては大作な原作を140分に上手く纏めてはいますが、やはりテーマを詰め込み過ぎて、少し伝えたい事が溢れ過ぎてる感は否めない。

だから問題提訴で終わってる気がしちゃってね。もう少し突き詰めて欲しかったな。でもそのテーマこそが最大の『怒り』ってことなんでしょうね〜〜(・Д・)ムズイ

んで池脇千鶴さんはやはり少ない登場時間でも必ず爪痕を残さいますなぁ。
んでわし一番のお気に入りキャラは辰哉役の新人さん佐久本宝さん!
こんな豪華な出演者の中でも登場時間がマツケンと渡辺謙より長いように思えたんだが!

んで素過ぎるピュアな演技とちょいブサ面がわしのハートを射止めました(・∀・)
名前覚えとこ!

全員が主役として成り立っていたし、坂本龍一さんの音楽と澄み渡る空と海になんか最後は泣けました。うむ、今の時代に観るべき映画でしたぞ!

とりま妻夫木と綾野剛のアレが観れるからといって軽い気持ちで観た自分を数発殴ってやりたくなるそんな『怒り』を隠せんばい‼︎

おしまい!
あーぁ

あーぁ